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三菱自動車×ゲヒルン、災害時に活動するPHEV「特務機関NERV災害対策車両」の新動画を公開

2021年10月4日 公開

エクリプス クロスPHEV(参号車)

災害による停電時に活躍する三菱のPHEV(プラグインハイブリッド車)

 ゲヒルンは10月4日、三菱自動車工業と共同で、多くの人に停電への備えを啓発するために「特務機関NERV災害対策車両」の紹介動画を公開した。

特務機関NERV災害対策車両は、三菱自動車の「アウトランダーPHEV」をベースに共同で製作し、2019年12月からゲヒルンにより運用されているもの。2021年3月まではアウトランダーPHEVの2台体制だったが、2021年4月から1台が新型「エクリプス クロスPHEV」に入れ替わり活動している。この発電・給電機能を備えたPHEV(プラグイン・ハイブリッド車)で、事故や災害で長時間にわたる停電が発生したときでも、ゲヒルンが独自に電力を確保し、情報発信の活動を継続できるように配備している。

動画ではエクリプス クロスPHEVの機能などを紹介
2021年4月から配備された新型エクリプス クロスPHEV(参号車)

 今回公開された動画は、リアス・アーク美術館(宮城県気仙沼市)の常設展示「東日本大震災の記録と津波の災害史」に掲示されているパネルの冒頭に書かれている言葉「反省とは、未来を考えること。」をコンセプトに製作。動画では、車両の機能を説明するとともに、特務機関NERVが災害対策車両を整備して、大規模な停電に備える取り組みを紹介している。

 ゲヒルンは北海道胆振東部地震により北海道全域が長時間停電したことをきっかけに災害対策車両を整備しはじめ、万が一首都圏でブラックアウト(大規模停電)が起こっても慌てることのないように、できる限りの備えを行なっておきたいとのことで災害対策車両を運用しているという。

 公開された動画「特務機関NERV災害対策車両」編では三菱自動車の災害対策車両の機能を、「停電に備える」編ではNERVの停電対策を紹介している。

三菱自動車×NERV共同制作動画「特務機関NERV災害対策車両」編(1分13秒)
特務機関NERV災害対策車両 紹介動画「停電に備える」編(1分)

 こちらは「特務機関NERV災害対策車両」発足時のスペシャルインタビュー動画。

アウトランダーPHEV「特務機関NERV災害対策車両」SPECIAL INTERVIEW(1分55秒)