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TRD、新型レクサス「NX」のF SPORTグレードを進化させる「F SPORT PARTS」
2021年10月8日 06:30
- 2021年10月7日 発売
- 6万1600円~53万1300円
無駄を省いた究極の機能美パーツ
TRD(トヨタカスタマイジング&ディベロップメント)は10月7日、レクサス「NX」のフルモデルチェンジにあわせて、F SPORTグレード向けスポーツパーツ「F SPORT PARTS」を発売した。エアロパーツやボディ剛性アップパーツなどがラインアップされ、価格は6万1600円~53万1300円。
開発コンセプトは「エアロダイナミックコントロール」と「トータルバランス」で、F SPORT PARTSは無駄を削ぎ落し、究極の機能美を体現するスポーツパーツをキーワードにしたという。新型NX用には、洗練されたスタイリングによって空力性能のトータルバランスを高めたエアロパーツと、上質なサウンドと性能を追求したスポーツマフラー、車種専用開発を行なった軽量・高剛性の「20インチ鍛造アルミホイール」のほか、リニアなハンドリングとしなやかな乗り心地をもたらす「パフォーマンスダンパー」と「メンバーブレース」を設定。また「エアロダイナミクスミラーカバー」は、新型NXに合わせて新たに開発された。
フロントスポイラーは、フロントバンパー左右の大型インテークをグロスブラックで結び、ダイナミックなイメージを高めることで、より精悍でスポーティなフロントデザインを表現。また、下面の空力形状でフロントタイヤの接地感を高めて操舵応答性を向上。
エアロダイナミクスミラーカバーは、従来型(セダンタイプ)を発展させ、新型NX用に新たに開発。流速の高いドアミラーとAピラーの間を流れる空気を整流し、フロントとリアにバランスよく作用する空力効果を発揮。低速から体感できる操縦性の実現と先進的なスタイリングで、見た目の美しさも向上する。
サイドスカートは、ボディ色を拡大したことによる視覚的な低重心化と、サイドスカート全体を水平に走るグロスブラックのブレードフィンが相まってオンロードイメージを強め、高い走行性能を表現。車両床下の空気の流れを整流させるインナーパーツにより、リアの接地感を高める効果にも貢献する。
リアディフューザーは、大型のディフューザー形状がベース車両とダイナミックに一体化し高い走行性能を表現。スポーツマフラーは凄みを感じさせる真円4本出しのダークガンメタリック仕様とし、リアディフューザーと組み合わせて装着することで、さらなるハイパフォーマンスを実現。ディフューザー形状により車両床下の空気の排出をうながし、リアの乗り心地向上とスタビリティー向上に寄与するとしている。なお、リアディフューザーは単品での装着も可能となっている。
このフロントスポイラー、エアロダイナミクスミラーカバー、サイドスカート、リアディフューザー&スポーツマフラーをセットにした「F SPORT PARTS エアロダイナミクスパッケージ」も設定していて、価格は49万8300円(素地)/53万1300円(塗装済)。
そのほかに、車種専用開発を行なった軽量・高剛性な20インチ鍛造アルミホイールも用意。質量軽減と剛性のバランスを取ることで、しなやかな乗り心地と安定したロードホールディング性能を発揮する。F SPORTグレード専用意匠にイメージを重ねたダイナミックかつ精緻なメッシュデザインを採用。高い質感を持ち、高性能を予感させるメラナイトガンメタリック塗装仕上げとなっている。
パフォーマンスダンパーは、走行時におけるノイズ・振動を効果的に減衰させる事により上質な走りはもちろんのこと、操縦安定性や快適性の向上などの優れた効果を付与してくれる。また、メンバーブレースは、ボディフロア全体を前から後ろまでバランスよく補強することで、サスペンションがより効果的に路面からの入力を受け止め、しなやかな乗り心地と安定したロードホールディング性能に寄与してくれるという。
さらに、エアロパーツには、ブラックで統一されたエアロパーツの精悍なイメージによって、ボディカラーを鮮やかに引き立たせてくれる“BLACK EDITION”も設定されている。価格は通常のエアロパーツの塗装済と同じ。