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ブリヂストン、サポートチーム「YOSHIMURA SERT MOTUL」がEWCでシリーズチャンピオン獲得

2021年10月10日 発表

参戦初年度でシリーズチャンピオン獲得という快挙を達成

 ブリヂストンは10月10日、同社がサポートしている「YOSHIMURA SERT MOTUL」(ライダー:Sylvain GUINTOLI選手/Gregg BLACK選手/Xavier SIMEON選手)が、世界最高峰の2輪耐久レースであるEWC(FIM世界耐久選手権)において2021年のシリーズチャンピオンを獲得したと発表した。ブリヂストンタイヤ装着チームは、2018年以来2度目のEWCシリーズチャンピオンとなる。

 ブリヂストンは、2017年シーズンよりEWCにフル参戦するチームを、タイヤサプライヤーとしてサポートしているが、今シーズンサポートしている3チームのうちの1つである「YOSHIMURA SERT MOTUL」は、24時間耐久レースで2勝を挙げるなど、ランキングトップで10月9日(現地時間)に行なわれた最終戦のチェコ・モスト6時間耐久レースで3位に入り、2021年のEWCシリーズチャンピオンを獲得した。

YOSHIMURA SERT MOTUL チームディレクター 加藤陽平氏のコメント

YOSHIMURA SERT MOTULの参戦初年度に、ブリヂストンと共にシリーズチャンピオンを獲得できた事を大変嬉しく光栄に感じております。われわれはこのEWCにおいて、スズキファクトリーチームの名に恥じない戦いをすると誓って今シーズンに臨みましたが、世界で最も有名な耐久レース「ル・マン24時間」と歴史ある「ボルドール」の2大会で優勝し、年間タイトル獲得に繋げられたことは今でも夢の様な出来事です。新生YOSHIMURA SERT MOTULを応援してくださった皆さま、本当に有難うございました! 今後もライバルチームと切磋琢磨し、共によりよいチャンピオンシップをつくり上げ、そしてYOSHIMURA SERT MOTULはチャンピオン防衛をして参りますので、来シーズンも引き続きご声援のほど宜しくお願い致します。

ブリヂストン グローバルCTO 坂野真人氏のコメント

 EWCシリーズチャンピオンを獲得されたYOSHIMURA SERT MOTULのチームおよび関係者の皆様に心からお祝い申し上げます。YOSHIMURA SERT MOTULは、シリーズの中でも特に過酷なルマンとボルドールの24時間耐久レースで優勝されるなど、まさに耐久レースのチャンピオンにふさわしい走りを披露されていたと思います。われわれブリヂストンも耐久性の高いタイヤの供給を通じて、パートナーとなった初年度からシリーズチャンピオンの獲得に貢献できたことを大変嬉しく思っています。また、応援してくださったモータースポーツファンの皆さまとタイヤ開発にお力添え頂いたチームの皆さまに心より感謝申し上げます。当社は今後も更に技術を磨き、「断トツ」のレースタイヤの開発・供給を通じてモータースポーツを足元から支えて参ります。