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ロイヤルエンフィールド、新型クルーザー「Meteor 350」オンライン発表会 普通自動二輪免許で運転できるエントリーモデル日本導入

2021年10月13日 開催

ロイヤルエンフィールド アジア太平洋地域責任者のビマル・サムブリー(Vimal Sumbly)氏

 ロイヤルエンフィールドは10月13日、空冷単気筒349ccエンジンを搭載する新型クルーザー「Meteor 350」の日本導入を発表。同日、新型クルーザー「Meteor 350」日本導入に関するオンラインプレス発表会が開催され、ロイヤルエンフィールド アジア太平洋地域責任者のビマル・サムブリー(Vimal Sumbly)氏らが登壇して日本導入の狙いを話した。

 新型クルーザーのMeteor 350では、「ファイヤーボール」「ステラー」「スーパーノヴァ」3つのエディションを用意、価格はファイヤーボールが59万6200円、ステラーが60万8300円、最上位機種スーパーノヴァが62万2600円で、11月中旬より販売開始する。

 発表会の中で、サムブリー氏は「新しくローンチいたしますMeteor 350は、手の届きやすい価格帯のエントリーモデルとして、ロイヤルエンフィールドのラインアップを完成させる製品です」と強調。

 現在、日本でロイヤルエンフィールドがラインアップするのは、大型自動二輪免許が必要な排気量648ccの「INT 650」「Continental GT 650」、排気量411ccのアドベンチャー「Himalayan」、排気量499ccの「Classic 500」「Bullet 500」を用意しており、新たに導入されるMeteor 350は普通自動二輪免許で運転できるモデルとなる。

中排気量モーターサイクル市場でグローバル展開するロイヤルエンフィールド

 同発表会では、ロイヤルエンフィールドの歴史について紹介され、英国で誕生したロイヤルエンフィールドは現在も生産が続けられる世界最古のモーターサイクルブランドであることを紹介。その後、インドの自動車メーカー、Eicher Motors Limited(アイシャ―・モーターズ)の一部門として、個性的なモダンクラシックバイクによって、インドにおける中間排気量のモーターサイクルセグメントを創造したブランドであることが語られた。

 現在は、日本を含む世界50か国以上にモーターサイクルを輸出し、過去5年間、毎年40%以上の成長を遂げ、グローバルモーターサイクルブランドに成長していることが強調された。

 日本におけるディーラー網については、関東を中心に、北海道、東北の仙台、甲信越の新潟、中部地方の静岡、岐阜、愛知、関西の大阪、神戸、中国地方の岡山、広島、九州の福岡、宮崎と展開されている。

普通自動二輪免許で運転できるクルーザーモデル

 新たに日本導入されるMeteor 350は、空冷単気筒349ccエンジンを搭載して最高出力20.2bhp、最大トルク27Nm/4000rpmを発生。ロングストロークエンジンによるロイヤルエンフィールド特有の”ドスン”というエンジン音を維持しながら、バランサーシャフトの採用によりスムーズで快適な操作性を実現。クルーザーモデルとして、低めのシート高で足を前に出すライディングポジションでありながら、毎日乗れる実用的なモーターサイクルであることが強調された。

 そして、Meteor 350は英国ブランティングソープとインドのチェンナイにある2つのテクニカルセンターで設計・開発され、他のロイヤルエンフィールドのモデルと同様の基準で設計と開発が行なわれていることが語られた。

ファイヤーボール
ファイヤーボール
ステラー
スーパーノヴァ