ニュース
H-IIAロケット44号機、みちびき(準天頂衛星)初号機後継機の打ち上げ成功
2021年10月26日 15:04
- 2021年10月26日 発表
三菱重工業は10月26日、みちびき(準天頂衛星システム)初号機後継機を搭載したH-IIAロケット44号機(H-IIA・F44)の打ち上げに成功したと発表した。
種子島宇宙センターから2021年10月26日11時19分37秒(日本標準時)に打ち上げられたロケットは計画どおり飛行し、打上げ後の約28分6秒で準天頂衛星初号機後継機を正常に分離したことが確認された。
衛星測位システムとは、衛星からの電波によって位置情報を計算するシステムのことで、米国のGPSがよく知られており、みちびきを日本版GPSと呼ばれる。みちびきは2018年11月から4機体制で運用を開始しており、今回打ち上げられたのは2010年度に打ち上げられた初号機の後継機。今後、4号機に続く、5号機、6号機、7号機の打ち上げが2023年度に計画されており、将来的に7機体制での運用を目指している。