マツダ、北米向け新型クロスオーバーSUV「CX-50」世界初公開

MAZDA CX-50

　マツダの北米事業を統括するMazda North American Operationsは11月15日（現地時間）、北米向け新型クロスオーバーSUV「CX-50」を初公開した。CX-50は、北米市場のラインアップに新たに追加するクロスオーバーSUVで、2.5リッターの「SKYACTIV-G 2.5T」「SKYACTIV-G 2.5」ガソリンエンジンを搭載、数年以内にハイブリッドモデルも追加予定としている。

　新型車CX-50は、2022年1月よりトヨタ自動車との合弁新工場「Mazda Toyota Manufacturing, U.S.A., Inc.（以下、MTMUS）」（米国アラバマ州ハンツビル）にて生産を開始する初のマツダ車となる。

　マツダにとって最重要市場の1つである米国におけるビジネスを支える基幹車種として、SUVらしい存在感やオフロード性能を求める米国を中心としたユーザーのニーズを取り込んだモデルとなり、マツダのデザインテーマ「魂動（こどう）SOUL of MOTION」のエレガントな上質感とSUVに求められる力強さとタフな機能性を融合させ、自然の中でも際立った存在感を放つクロスオーバーSUVに仕上げた。

　エンジンラインアップは、「SKYACTIV-G 2.5T」ガソリンターボエンジンもしくは「SKYACTIV-G 2.5」ガソリンエンジンを搭載。全車、駆動方式は4WD「i-ACTIV AWD」が組み合わされる。さらに「MAZDA INTELLIGENT DRIVE SELECT」を採用することによってオンロードの人馬一体の走りはそのままに、多種多様な路面においても高いコントロール性による安心・安全な走りを提供するとしている。

MAZDA CX-50

MAZDA CX-50

　また、ユーザーにアウトドアアクティビティを楽しんでもらえるように、オフロード走行でも安心な最低地上高を確保するとともに、ルーフへの積載性や使いやすいパッケージング、パノラマサンルーフなどが採用された。

MAZDA CX-50

MAZDA CX-50

　マツダのジェフリー・エイチ・ガイトン専務執行役員 北米事業統括、マツダモーターオブアメリカ,Inc.（マツダノースアメリカンオペレーションズ）社長兼CEOは、「米国新工場 MTMUS で生産する初のマツダ車となるCX-50は、米国を中心とするお客さまのニーズを十分に取り込んだモデルとしてマツダの北米市場への強いコミットメントを示すものです。この商品を通じ、お客さまとの特別な絆をさらに深めていきたいと考えています」と述べている。