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ベントレー、コンチネンタルGTに「マリナーブラックライン」を設定 ダークなアクセントを追加

2021年11月30日(現地時間) 発表

精悍でダークな表情をプラスする人気オプション「ブラックライン」

 ベントレーは11月30日(現地時間)、「コンチネンタルGT」「コンチネンタルGTコンバーチブル」にクロームパーツをブラックに変更する「マリナーブラックライン」のオプション追加を発表した。

 ブラックラインでは、マリナーの熟練職人の手によってエクステリアのクロームパーツがブラックのパーツに置き換えられ、精悍でダークな表情をプラス。「コンチネンタルGTマリナー」「コンチネンタルGTマリナーコンバーチブル」とはエクステリアの趣が異なり、GT最高峰のモデルに現代的なアレンジを加えた“究極のラグジュアリー”に仕上げられているという。なお、このブラックラインは、コンチネンタルGTシリーズ全体の38%を占める人気オプションになっているとのこと。

 ブラックラインでは、ベントレーのウィングド「B」バッジを除き、エクステリアのすべてのブライトウェアをブラックに統一。ラジエターグリルベゼルもブラックに変更される。GTマリナーはアッパーミラーキャップがサテンシルバーだが、ブラックラインでは黒光りする「ベルーガ」仕上げとなる。

 また、マリナー独特のマトリクスウィングベントもブラックアウトされ、「Mulliner」のロゴだけが明るく輝くように配慮。ラジエターグリルは、ブラックに明るい縁取りで奥行きを感じさせるデザインのまま変更はなく、ブラックのバンパーロアグリルへとつなげるなど、4シーターグランドツアラーに精悍でダークな表情をプラスしている。

 さらに、ホイールは22インチ、リムはブラック塗装仕上げ、セルフレベリングバッジにはクロームのリングを付属。このほかに、コントラストの効いたポリッシュ仕上げの「ポケット」が印象的なマリナー製ブラックホイールもオプションとして近々追加予定という。

 インテリアは、GTマリナーの豪華で魅力的な内容をそのまま引き継ぎ、マリナーが提供する無限ともいえるカラーから好みの色を選べるほか、豊富なレザーとステッチをベースにベントレーが勧める3色コンビネーションも8種類用意される。シートとドアとリアクォーターパネルは、ベントレー独自の「ダイヤモンド・イン・ダイヤモンド」キルトで彩られ、コントラストとアクセントが効いたステッチがダイヤモンド模様を美しく引き立てている。キャビン全体に施されるステッチは約40万針で、1つのダイヤモンド模様に712針、その一針一針がダイヤモンド模様の中心部に向かって正確に配列されている。

 エンジンは地域によって異なるが、ベントレーを象徴するW型12気筒 6.0リッターツインターボ(635PS)と、ダイナミックなV型8気筒 4.0リッター(550PS)の2種類から選択可能。どちらも最高峰グランドツアラーにふさわしいエフォートレスなパフォーマンスで長距離ドライブを堪能できるという。