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フォルクスワーゲン、新型「ゴルフ」に2.0ディーゼルエンジン“TDI”追加 燃費は20.0km/Lを実現

2022年1月7日 発売

344万4000円~408万8000円

新型「ゴルフ TDI」を2022年1月7日に発売

 フォルクスワーゲン グループ ジャパンは、新型「ゴルフ」に新パワートレーンとしてディーゼルエンジン「TDI」を搭載した「ゴルフ TDI」を2022年1月7日に発売する。

「TDI Active Basic」「TDI Active Advance」「TDI Style」「TDI R-Line」の4グレードを展開し、価格は344万4000円~408万8000円。

価格表

モデルエンジン変速機駆動方式価格
TDI Active Basic直列4気筒DOHC 2.0リッターディーゼルターボ7速DSG2WD(FF)3,444,000円
TDI Active Advance3,989,000円
TDI Style4,038,000円
TDI R-Line4,088,000円

 今回追加されたTDIエンジンは、最新のテクノロジーとなるツインドージング(デュアルAdBlue噴射)システムを採用し、窒素酸化物(NOx)の排出量を抑制しつつ、従来よりも最大トルクを強化した最新世代のエンジンになる。ツインドージングシステムでは直列に配置した2つのSCR触媒コンバーターからAdBlueを注入することで、NOxの排出量を大幅に削減。最新の排出ガス浄化システムの採用に加え、各種の最適化を図ったことでNOxの排出量が先代モデルと比較して最大80%削減できたという。また、従来のTDIエンジンよりも低い回転数から最高出力・最大トルクを発揮するため、レスポンスが大幅に向上するとともに、燃料消費率20.0km/L(WLTCモード燃費)を達成した。最高出力は110kW(150PS)/3000-4200rpm、最大トルクは360Nm(36.7kgfm)/1600-2750rpmを発生。燃料タンク容量は51Lとしている。

最高出力は110kW(150PS)/3000-4200rpm、最大トルクは360Nm(36.7kgfm)/1600-2750rpmを発生する直列4気筒DOHC 2.0リッターディーゼルターボエンジン。WLTCモード燃費は20.0km/L

 グレードおよび装備については、マイルドハイブリッドモデル“eTSI”同様に同一車線内全車速運転支援システム「Travel Assist(トラベル アシスト)」やデジタルメータークラスター「Digital Cockpit Pro(デジタル コクピット プロ)」といった最新ゴルフならではの先進装備をエントリーグレードの「TDI Active Basic」から標準装備したほか、走行モードの切り替えが可能なドライビングプロファイルやシートヒーターといった快適装備も全グレード標準装備とした。また、新型ゴルフTDIにはLEDマトリックスヘッドライト「IQ.LIGHT」やヘッドアップディスプレイ、純正インフォテイメントシステム「Discover Pro(ディスカバー プロ)」といった通常オプション設定の装備を標準設定とした「TDI Active Advance」を初設定。そのほか、上質なトリムや電動パノラマスライディングルーフなどのオプションが選択可能な「TDI Style」、エクステリアをスポーティな仕様にした「TDI R-Line」を用意する。

 なお、6月の新型ゴルフ導入時から要望が寄せられていたという18インチアルミホイールを「TDI R-Line」のオプションとして、合わせて6月に導入した「eTSI R-Line」にも追加設定している。

TDI Active Advanceが装着する17インチアルミホイール
TDI R-Lineでオプションとして用意される18インチアルミホイール