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TOYO TIRE、オフロードレース向けタイヤ「OPEN COUNTRY M/T-R」新サイズ導入 シリーズ最高の悪路走破性能と耐外傷性能

2021年12月16日 発売

オープンプライス

本格的なラリーにも使用できる専用タイヤ

 TOYO TIREは12月16日、SUV用タイヤブランド「OPEN COUNTRY(オープン カントリー)」シリーズにおいて、オフロードレースでの使用を想定した専用タイヤ「OPEN COUNTRY M/T-R(オープン カントリー エムティーアール)」の新サイズを日本国内で発売した。新たに導入されたのは17インチの「LT285/70R17 116/113P」の1サイズ。価格はオープンプライス。

 オープン カントリー M/T-Rは「オープン カントリー M/T」をベースに、オフロードレースでの使用を想定して、悪路走破性や耐外傷性が高められた製品。TOYO TIREは、このオープン カントリー M/T-Rを、2021年7月に「チームランドクルーザー・トヨタオートボデー(TLC)」へ供給し、「ダカールラリー2022」「ダカールラリー2023」におけるTLCの挑戦をサポートすることを発表。TLC全面協力のもと、国内外でオフロード走行テストを実施することで改良を重ね、2022年1月に開催されるダカールラリー2022にて、オープン カントリー M/T-Rを装着したTLCの車両が参戦するとしている。

オープン カントリー M/T-R

 中東サウジアラビアで開催されるダカールラリーは、砂漠などの過酷な荒野を走り抜けるクロスカントリーラリーで、世界で最も過酷なモータースポーツ競技のひとつと言われる大会。ダカールラリーでの使用を想定して開発したオープン カントリー M/T-Rは、岩場や砂漠などの荒れた路面における走破性能を追求するとともに、高速走行時の衝撃によってゴムの損傷やタイヤがホイールから外れてしまうことを抑制するトレッドデザイン、コンパウンド、高剛性のビードワイヤー構造を採用。オープン カントリーシリーズ最高の悪路走破性能と耐外傷性能を実現したという。

パターン設計