デンソー、保安警備や給与・人事手続きなど機能分社4社を新会社「デンソーユニティサービス」「デンソーシェアードサービス」2社へ再編統合

　デンソーは12月23日、同社子会社であるデンソーユニティサービス、デンソーウェル、デンソー財経センター、デンソーセイビの4社を、2022年4月1日に新会社「デンソーユニティサービス」と「デンソーシェアードサービス」の2社に再編・統合すると発表した。

　新会社となる「デンソーユニティサービス」は、保安警備、車両運行、工場用度品配達、廃却品回収/リサイクル、社宅寮管理、印刷請負などを事業内容とし、デンソー本体を中心に、デンソーグループとそこで働く社員の安心・安全を守ることをミッションとする。

　また「デンソーシェアードサービス」は、給与・人事手続き、福利厚生、住居支援、不動産、経理・財務、間接材調達などを事業内容とし、幅広くデンソーグループ各社へソリューションを提供することでグループ全体の発展に寄与することをミッションとする。

　デンソーグループでは、2020年より取り組んできたデンソー変革プラン「Reborn（リボーン）21」を通じて、デンソーグループ全体の質の向上と競争力の強化を進めており、機能分社4社を新会社2社へ再編・統合することで、グループ各社の共通機能の集約と仕事の標準化、および事業間の連携強化を進め、新たな価値の提供を目指すとしている。