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ソフトバンクとHW ELECTRO、災害時の移動式インフラ供給に向け共同検討開始 商用EV「ELEMO」とNTNソリューションを活用
2022年2月14日 14:26
- 2022年2月14日 発表
ソフトバンクとHW ELECTROは2月14日、NTN(Non-Terrestrial Network:非地上系ネットワーク)ソリューションを活用した災害発生時における移動式インフラの供給に関して覚書を締結し、共同検討を開始したと発表。
ソフトバンクは、OneWeb(OneWeb Ltd.:ワンウェブ)の次世代高速衛星通信サービスや、Skylo(Skylo Technologies, Inc.:スカイロテクノロジーズ)の衛星ナローバンドIoT通信サービスなどのNTNソリューションの展開を推進している。HW ELECTROは、自治体や防災団体と連携し、多用途小型商用EV「ELEMO(エレモ)」を災害発生時の移動式電力供給源として提供している。
ソフトバンクとHW ELECTROでは、NTNソリューションとHW ELECTROの小型商用EV(電気自動車)ELEMOを利活用することで、災害発生時の移動式インフラ供給に取り組んでいくとし、通信と電力を併せた災害発生時の移動式インフラの供給に向けて、下記3つの取り組みを行なう予定。
ELEMOとOneWebの次世代高速衛星通信サービスを活用したユースケースの検討として、小型電気自動車ELEMOにOneWebの衛星アンテナを搭載してインフラ供給を行なうなど、さまざまなユースケースや導入効果を2022年2月~2024年3月の期間検討する。
Skyloの衛星ナローバンドIoT通信サービスによる実証実験として、災害発生時の移動式インフラ供給におけるSkyloの衛星通信サービスの活用手段を検討して、ELEMOなどを使用した実証実験を2022年4月~2023年3月の期間行なう。
OneWebの次世代高速衛星通信サービスによる実証実験として、災害発生時の移動式インフラ供給におけるOneWebの衛星通信サービスの活用手段を検討して、ELEMOなどを使用した実証実験を2023年4月~2024年3月の期間行なう。