ニュース

パナソニック、新型車載用リチウムイオン電池の生産設備を和歌山工場に設置

2022年2月28日 発表

 パナソニックは2月28日、パナソニック エナジー社の事業拡大に向けて、新型車載用リチウムイオン電池「4680」の生産設備を和歌山工場に設置すると発表した。

 同社は、急進するEV(電気自動車)の普及に貢献するため、車載用リチウムイオン電池のラインナップ拡充に取り組んでおり、現在、国内の複数拠点にて高容量の新型車載用リチウムイオン電池「4680」の製品開発を行なっている。

 今後、本格的な生産に向けたモノづくり開発を段階的に行なっていくとし、和歌山工場において建屋改修を行なうとともに、原動設備や生産設備2ラインを設置して、2023年度中に生産性の検証や量産を開始する予定。

和歌山工場の概要

名称:パナソニック株式会社 エナジー社 和歌山工場
所在地:和歌山県紀の川市打田 612-1
設立:1991年4月
現在の事業内容:リチウムイオン電池用部品の製造
敷地面積:約100,000m 2