トヨタとパナソニック、車載用角形電池事業について協業の可能性検討について合意。全個体電池についても言及

共同記者会見を行なう、トヨタ自動車株式会社 代表取締役社長 豊田章男氏（左）と、パナソニック株式会社 代表取締役社長 津賀一宏氏（右）

　トヨタ自動車とパナソニックは12月13日、車載用角形電池事業について協業の可能性を検討することに合意すると発表した。

　今回の合意は、「地球温暖化、大気汚染、資源・エネルギー問題という社会問題の解決に貢献し、また、電動車への需要と期待の高まりに応えるため」としており、「電動車の中核となる車載用電池の更なる進化を目指すもの」だという。

　今後の目標として、「両社は業界ナンバーワンの車載用角形電池を実現し、トヨタのみならず、広く自動車メーカーの電動車の普及に貢献すべく具体的な協業内容を検討していきます」としていることから、トヨタだけでなく、ほかの自動車メーカーへ供給することも視野に入れている。

　なお、両社は本日12月13日15時35分より共同記者会見を開催。全個体電池開発についても言及した。詳細については後ほど詳報する。