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MINI、3月2日の“ミニの日”に開催された「MINI DAY2022」 特別仕様車3種類の導入予告

2022年3月2日 開催

オンラインにてファンとの交流を楽しむ「MINI DAY 2022」が開催された

コロナや半導体不足にも負けずグローバル販売台数を伸ばしたMINI

 ビー・エム・ダブリューは「MINIの日」となる3月2日、オンラインにてファンとの交流を楽しむ「MINI DAY 2022」を開催した。

 第1部は報道陣向けに行なわれ、冒頭でビー・エム・ダブリュー・ジャパンのMINIディビジョン本部長を務めるピーター・メダラ氏は、「今夜は私たちにとって特別な日ですが、特に日本ではBMW MINIが登場してちょうど20周年を迎える日でもあり、より特別な日といえます」とあいさつ。

 続けてBMWジャパン代表取締役社長のクリスチャン・ヴィードマン氏も登場し、この20年間の日本におけるMINIブランドの成長について、「2002年にBMWから日本に今のMINIを導入して、本当に多くのファンに支えられてることに感謝したいです。今でもBMW全体の3分の1を占めている重要なブランドです」と紹介。続けて2021年2月に千葉県印西市にアジア圏最大となるパーツセンター「リージョナル・ディストリビューション・センター(RDC)印西」をオープンさせたことに触れ、「今後もよりよいサービスの提供はもちろん、MINIやMINIのネットワークにもちゃんと投資をしていく」と展望を述べた。

 さらに、日本に就任してからの3年間で、MINIに関して感じたことを聞かれたヴィードマン氏は「日本のMINIファンは本当に情熱的で、自分たちのライフスタイルに強いこだわりを持っている。さらに、伝統やディテールへの関心も強いほか、コミュニティの盛り上がりも非常に高い。そして、さまざまな特別仕様車などに対する深い愛を感じている」と日本のMINIファンの印象を語った。

 また最後に「今後もファンとの密接な関係を継続していくのはもちろんですが、われわれはEV化へと舵をきり、2030年代前半には完全なEV化へとシフトし、MINIブランドをEV化させますが、皆さんが乗りたくなるクルマを今後も作っていきます」とヴィードマン氏は締めくくった。

2021年度のグローバル販売台数は30万台を超え、コロナ禍でも3%の成長と遂げたMINIブランド
日本での2021年度の成功要因

 続いてメダラ氏は、2021年度のグローバル販売台数が30万2144台と、コロナと半導体不足の影響がある中でも3%の成長があったことを報告。また、日本でも6年連続で輸入車における登録台数、ブランド、顧客満足度で1位を獲得したと好調さをアピール。また、スモールプレミアムのセグメントでも、好きなブランドと信頼できるブランドで1位を獲得していることについて触れ、現場で顧客対応しているスタッフへの感謝を述べた。

 また、2022年度の活動については、20周年アニバーサリーやすでに展開している「BIG LOVE」キャンペーンのさらなる拡大、特別仕様車の投入を発表。

20周年アニバーサリーのコミュニティイベントの開催を予定
世界に1台のカスタムメイド車両「THE MINI STRIP」が日本へ上陸
BIG LOVEキャンペーンは全国のディーラーと共にさらに拡大させる

 具体的には、20周年アニバーサリーのコミュニティイベントの開催。また、世界的デザイナーのポール・スミス氏と共同製作した1台限りのカスタムメイド車両「THE MINI STRIP」を第4四半期に日本へ持ち込む予定という。さらに、BIG LOVEキャンペーンでは2022年だけでなく、全国のディーラーと共に継続的に活動してくと紹介した。

 最後に特別なデザインやインテリアが採用されている特別モデル「MINI クロスオーバー PHEV (UNTAMED EDITION)」「MINI クラブマン アントールドエディション(UNTOLD EDITION)」、そして、3ドア、5ドア、コンバーチブルが設定される「MINI レゾリュートエディション(RESOLUTE EDITION)」の2022年度中の導入が予告されて第1部は幕を閉じた。

MINI クロスオーバー PHEV (UNTAMED EDITION)
MINI クラブマン アントールドエディション
独特なカラーリングのMINI レゾリュートエディション
3ドア
5ドア
コンバーチブル

新たなプロジェクト「BIG LOVE ACTION poewrd by MINI」がスタート

 第2部では、ディーラーからのMINI20周年を祝うメッセージ動画や、20周年に発売される特別仕様車の第1弾となる限定660台(3ドア限定180台、5ドア限定300台、クラブマン限定180台)となる「ブリック レーン エディション」の紹介。

 また、後半にはMINIを4台乗り継いでいるモータージャーナリストの竹岡圭氏、MINIスタイルマガジンの杉山裕編集長をゲストに招き、ミニディビジョン営業部長の山口智之氏を加えた3人により、自己体験談やMINIのあるある話など、さまざまな話題でトークショーが繰り広げられた。

 最後に、世の中をよくするアイデアがある人と、サポートしたい人を1つに集め、小さなアイデアを大きく育てて実現するアクション「BIG LOVE ACTION poewrd by MINI」と名付けられた新たなプロジェクトが、2022年3月2日のミニの日からスタートしたことが告げられ、真っ白な1台のMINIに協力者、賛同者がサインを入れていく活動を発表。全国11か所の拠点を白いMINIがサインを集めながら巡るという。もちろん、遠方の人でも参加できるSNSの応援方法も用意されている。詳細は「BIG LOVE ACTION poewrd by MINI」特設ページを参照いただきたい。

ブリック レーン エディションのポイントを細部まで紹介してくれる
モータージャーナリスト竹岡圭氏、MINIスタイルマガジン杉山裕編集長、MINIディビジョン山口営業部長らによるトークショーが行なわれた
BIG LOVE ACTION poewrd by MINIがスタートした
全国11か所を真っ白なMINIがサインを集めて巡る

 なお、第2部は一般公開されているので、誰でも視聴可能となっている。

MINI DAY 2022(1時間5分)