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ユピテル、3.0インチモニターを搭載した前後2カメラドライブレコーダー2種

2022年3月11日 発売

オープンプライス

前後2カメラドライブレコーダー「Y-230d」「SN-TW85d」

 ユピテルは、業界最大級の3.0インチモニターを搭載した前後2カメラドライブレコーダー「Y-230d(カー用品量販店モデル)」「SN-TW85d(カーディーラー専売モデル)」を3月11日に発売する。価格はオープンプライス。

 今回新たに発売する2モデルは、フロントカメラには従来モデルの約2倍となる業界最大級の3.0インチフルカラーTFT液晶モニターを搭載。インチサイズの大型化だけでなく画面デザインも刷新され、従来のステータスバーを廃したフルスクリーン表示を採用した。大画面ゆえの快適な操作性を提供するとともに、記録映像を大きく見やすく映し出し、映像を細部まで確認できる優れた視認性と、万が一の際も素早く状況を確認できる。

 また、大型モニターと高級感あるレンズリングを備えたボディは、ユピテルのドライブレコーダーならではのコンパクト性を実現。フロントカメラは大画面3.0インチモニター搭載でありながら、ボディの高さを従来の2.0インチモデルと同サイズに抑えた35×89×51mm(奥行き×幅×高さ)とした。リアカメラのサイズは55×25mm(幅×直径)で、視界の妨げや反射による車内の映り込みを抑えるサイズとなっている。

 操作性にもこだわり、モニター右に配置した操作ボタンは運転席からでも直感的に操作可能。さらに「ワンタッチ記録ボタン」のみ本体下部に配しているため、とっさの場面も迷わず即座にイベント記録を開始できる。

 録画性能は、高感度センサー「STARVIS」を搭載し、映像が不明瞭になりがちな夕方や深夜の住宅街など、明かりの少ないシーンでも鮮明に記録可能。さらに、HDR機能を搭載して、トンネル出入り口をはじめとした明暗差の大きい場面や、夜間のヘッドライトで生じやすい黒つぶれや白とびを大幅に抑制する。

 加えて、ユピテル独自のノウハウで映像感度を自動調整するため、昼夜問わずクリアな映像を実現。リアカメラはスモークガラスの暗さを踏まえてチューニングでき、夜間でも車両後方を明瞭に記録する。

 また、従来はカード上書きの繰り返しにより書き込みエラーが発生してしまい、定期的なSDカードフォーマット(初期化)を必要としていたが、本機は独自のファイルシステムにより、定期フォーマットを不要とした。さらに、付属のSDカードは繰り返しの上書き記録に強い高耐久MLC方式を採用。Y-230dは16GB、SN-TW85dには大容量32GBのmicroSDカードを付属している。

 そのほかにも、当て逃げやいたずら対策としてエンジンオフ後も記録を継続する「駐車記録用オプション」に対応。コンビニなどの短時間駐車なら、操作なしで常時録画を継続。長時間駐車時はタイムラプスモードに対応している。