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トーヨータイヤ、ニュル耐久シリーズ第3戦でサポート中の「GRスープラ GT4」がクラス優勝

2022年4月27日 発表

ドイツで開催されているNLS耐久シリーズ第3戦にて、TOYO TIRES with Ring Racingのトヨタ GRスープラ GT4がSP10クラスで優勝した

5月のニュル24時間レースへ向けて順調な仕上がり

 TOYO TIRE(トーヨータイヤ)は4月27日、ドイツのニュルブルクリンクで開催された「NLS(Nürburgring Langstrecken Serie)耐久シリーズ」の第3戦(4月23日開催)において、タイヤ供給とサポートを行なっている「TOYO TIRES with Ring Racing」の車両「TOYOTA GRスープラ GT4」が、SP10クラスで優勝したと発表した。

 トーヨータイヤは2022年3月に、レースチーム「Ring Racing」とパートナーシップ契約を締結し、「TOYO TIRES with Ring Racing」として、新たな体制で「ニュルブルクリンク24時間耐久レース」および「NLS耐久シリーズ」に挑戦することを発表。今回、同チームに所属するドライバーのアンドレアス・ギュルデン選手、ミハエル・ティシュナー選手、ハイコ・テンゲス選手が、TOYO TIRE製タイヤを装着したGRスープラ GT4で第3戦に挑み、予選をトップタイムで通過、決勝ではトップを独走し、クラス優勝を飾った。

TOYO TIRES with Ring Racingのトヨタ GRスープラ GT4は、予選をトップタイムで通過、決勝ではトップを独走してクラス優勝を果たした

 アンドレアス・ギュルデン選手はレース後「タイヤは今、とてもいいパフォーマンスを発揮しており、ラップタイムも各スティントを通じて非常に競争力がある。第1戦はマシントラブルで惜しい結果に終わってしまったが、今回の勝利でチームのポテンシャルを証明できた」とコメント。

 また、同チームのウヴェ・クリーン監督は「SP10クラスで初勝利をおさめ、とてもうれしい。TOYO TIREのメンバーは2年間懸命に取り組み、自分たちのタイヤが他車に勝利できる大変高いタイヤパフォーマンスを備えていることを証明した。レースに勝つには若干の運も必要だが、今回は最初から最後まで私たちがレースを握っていたといえるだろう。まだやるべきことは多くあるが、今、世界へTOYO TIREのレーシングタイヤの高い能力を見せつけることができた。TOYO TIREのメンバーに感謝と、さらなる勝利を約束したい」と、5月26日から開催されるニュルブルクリンク24時間耐久レースに向けて、意気込みを語った。

TOYO TIRES with Ring Racingのトヨタ GRスープラ GT4