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ニスモ、SUPER GT 第2戦富士での事故について声明発表 「事故の調査分析と検証、再発防止について取り組む」

2022年5月9日 発表

5月4日の決勝レースでクラッシュした3号車 CRAFTSPORTS MOTUL Z(千代勝正/高星明誠組)

 NISMO(日産モータースポーツ&カスタマイズ)は5月9日、5月4日に富士スピードウェイで開催されたSUPER GT第2戦「FUJI GT 450km RACE」で発生した事故について声明を発表した。

 今回の事故は5月4日の決勝レースにおいて、高星明誠選手が乗る3号車 CRAFTSPORTS MOTUL Zが他車との接触を避けようとしてコントロールを失い、スピンしてガードレールにクラッシュしたもので、ストレートに破片などが飛び散り、レースは即時赤旗中断になった。幸いにも高星選手は病院での精密検査の結果、「異状なし」と診断されたとのこと。

 リリースではこの事故についての報告が行なわれるとともに、「日ごろ応援をいただいているファンや関係者の皆さまには大変ご心配をおかけいたしました。救出作業にご尽力いただきましたオフィシャルや関係者の皆さまに感謝を申し上げるとともに、たくさんのあたたかい励ましのメッセージをくださったファンの皆さまにもお礼を申し上げます」とコメント。

 また、この事故で飛散した破片でけがをした人もいるとしており、「幸いにも大きなおけがではなかったと報告を受けておりますが、心よりお見舞いを申し上げますとともに、1日も早い回復を心からお祈り申し上げます。今回の事故についてはさまざまな要因が考えられますが、関係各所と協力して事故の調査分析と検証、再発防止について取り組んでまいります」と語られている。