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パイオニア、カロッツェリアから高機能2カメラタイプのドラレコ新製品「VREC-DZ800DC」 新開発の画像認識による後方車両接近検知機能搭載

2022年5月12日 発表

 パイオニアは5月12日、高機能2カメラタイプドライブレコーダーの新製品「VREC-DZ800DC」を6月に発売すると発表した。VREC-DZ800DCは、24時間365日駐車を監視できる機能や、新開発の画像認識による後方車両接近検知機能を搭載し、夜間の記録も鮮明に行なうことができるとしている。価格はオープンプライス。

 新製品は、前後の高画素数カメラ(各約200万画素)にSTARVIS技術搭載ソニー製CMOSセンサーを採用するとともに、夜間でも高感度・高画質に記録できる「ナイトサイト」に対応。昼夜を問わず鮮明な映像を記録できるようにした。

 また、24時間365日マイカーを監視可能な「駐車監視機能(セキュリティモード)」や、後方からのあおり運転検知や急ブレーキの制動検知などを行なう危険運転検知機能などを搭載した。

後方車両接近検知機能
急制動検知機能

 後方からのあおり運転を検知するとドライバーへ通知する「後方車両接近検知機能」では、新開発の画像認識技術による昼夜別々のアルゴリズムを用いることで、高い認識率で検知・録画が行なわれる。また、前方車両の急ブレーキや強引な割り込みなどで自車が急ブレーキをかけた場合に自動で記録する「急制動検知機能」も搭載された。

 本体は、フロントガラスに直接貼り付ける形状と、本体の電源ケーブルとリアカメラ用ケーブルにL型端子を採用することで配線露出を低減するとともに、フロントガラスの上部寄りに取り付けが可能となり、吊り下げ形状より広い視界を確保することができるとしている。

VREC-DZ800DCの主な仕様

有効画素数(フロント・リア):約200万画素(フルHD)
録画モード:1920×1080p/1280×720p
記録画角:フロント:水平130度、垂直68度、対角160度、リア:水平112度、垂直58度、対角137度
記録方式:連続録画/イベント録画/手動イベント録画/駐車監視録画
フレームレート:27.5fps
駐車監視機能:駐車監視時間(最大40分)、セキュリティモード(24時間365日)
記録媒体:microSDXC/microSDHCメモリーカード(8GB~128GB/class10対応)
Gセンサー:3軸Gセンサー内蔵
電源電圧:12V車専用
動作保証温度:-10℃~+60℃
外形寸法:本体:106.1×78.0×46.7mm(幅×高さ×奥行き)、リアカメラ:63.2×37.1×31.6mm(幅×高さ×奥行き)
質量:本体145g(ブラケットなどを除く)、リアカメラ35g
主な同梱品:電源ケーブル(5m)、動作確認用microSDHCカード(16GB)