ニュース

ジープ、普段乗っている愛車の実力をオフロード走行で体感! オーナーのための実践型アウトドアスクール「Jeep Adventure Academy」

2022年5月28日~29日 開催

ジープオーナー限定のアウトドアスクール「Jeep Adventure Academy」が開催された

インストラクターの運転に同乗するオフロードTAXIには新型「グラディエーター」も登場

 ジープ(Stellantisジャパン)は、ジープオーナーのための実践型アウトドアスクール「Jeep Adventure Academy」を5月28日~29日にロッテアライリゾート(新潟県妙高市)で開催した。

 このイベントは、4WDモデルのジープ車オーナー限定で開かれ、オフロード走行を基礎から学び、アウトドア体験を楽しむというもの。事前応募で抽選により選ばれた50組、総勢100名以上が集まり、自身の愛車でオフロード走行やアウトドア体験を楽しんだ。

抽選により選ばれた45組ほどが参加。1日目と2日目に分かれてプログラムを楽しんだ

 参加車両は4WDモデル限定となるため、「コンパス」の4×4モデル特別仕様車や、「レネゲード」なども見受けられたが、9割が「ラングラー」という印象。参加車両は「練馬」「横浜」といった首都圏から、「岐阜」「山形」といった雪の多そうな地域、さらには「なにわ」「徳島」といった遠方のナンバーも見受けられた。

ロッテアライリゾートに隣接するスキー場の一角で開校式を実施

 イベントの開催に合わせて行なわれた開校式では、Stellantisジャパン マーケティング・ダイレクターのトマ・ビルコ氏があいさつを実施。2019年からのコロナ禍でなかなか開催ができずにいたものの、今回3年ぶりの開催となりとてもうれしいと話し、普段はあまり体験できないことを楽しんでほしいと語った。

Stellantisジャパン マーケティング・ダイレクター トマ・ビルコ氏

 また、オフロード走行の前には、参加者自身でホイールナットの締まりを確認したり、タイヤの空気圧を確認したり、家族や仲間と車両のセルフチェックを実施。オフロード走行を行なうにあたっての基本講座を受けるなどの準備を行なった。

受け付け後の駐車場では車両のセルフチェックを実施
トルクレンチとタイヤゲージを使って、ホイールナットの締まりと空気圧を確認
トルクレンチの使用が初めての参加者も多く、使い方のレクチャーを受けている姿も見受けられた
子供たちもセルフチェックを全力でお手伝い
ジープの歴史やオフロード性能などについてを学ぶ座学も実施
参加者に提供されたランチボックス。パニーニとグリルチキンに、デザートにはチョコレートケーキ

 ロッテアライリゾートの駐車場付近に作られた特設オフロードコースでは、モーグルやバンク、HDC(ヒルディセントコントロール)といった走行メニューを体感。実際に普段から運転している愛車のオフロード性能を体感した参加者は「これが本当に自分のクルマなのかと思うくらいすごい」などと話し、オフロード走行を楽しんでいた。

HDC(ヒルディセントコントロール)機能を使って急坂を下る
モーグルやバンクといったコースも設定。街中とは違う“大地をしっかりと踏みしめて進む”コースを真剣にドライブし、走破後は全員割れんばかりの笑顔だったのが印象的

 インストラクターが運転するオフロードTAXIには、2021年11月に日本に導入された新型ピックアップトラック「グラディエーター」が登場。大きな岩や泥をものともせずに走破し、水たまりでしぶきを上げる姿を披露した。

インストラクターの運転する車両に同乗するオフロードTAXI
自分たちで運転した急坂やモーグル、バンクが組み合わさったようなコースを、インストラクターの運転でじっくりゆっくり走行。深いぬかるみや大きな水たまりも難なく走破していった

 なお、冬の間はゲレンデとして使用される斜面をコンボイ走行するプログラムや、アウトドアワークショップなどに加え、夜にはBBQ大会も行なわれた。

冬の間はゲレンデとなる場所をマイカーでコンボイ走行
記念撮影も行なわれた

 Jeep Adventure Academyは来年も開催予定とのこと。ジープオーナーの方は、普段自分が運転する愛車がどれだけのポテンシャルを持っているのか、安全なオフロード走行ができるこの機会にぜひ体感してみてはいかがだろうか。