トヨタ、新型モデル「GRカローラ」新情報公開を予告 6速MTで4WDのスポーツカーが誕生

北米仕様のプロトタイプとして世界初公開された新型スポーツカー「GRカローラ」

　TOYOTA GAZOO Racing（トヨタ自動車）は、北米仕様のプロトタイプとして世界初公開している新型スポーツカー「GRカローラ」に関する新情報を、6月1日22時に公開することを公式サイトやSNSで予告した。同モデルの日本での発売は2022年後半を予定していて、新たな情報が公開されると予想される。

　これまでに、北米仕様のプロトタイプとして公開されている情報としては、GRカローラには「GRヤリス」にも搭載する直列3気筒1.6リッターインタークーラーターボ「G16E-GTS」型エンジンをさらに強化して搭載し、GRヤリス比で32PS向上の最高出力224kW（304PS）/6500rpm、最大トルク370Nm（37.7kgfm）/3000-5550rpmを発生。トランスミッションは6速MT、駆動方式はスポーツ4WDシステム「GR-FOUR」を採用する。

直列3気筒1.6リッターインタークーラーターボ「G16E-GTS」型エンジンは最高出力224kW（304PS）/6500rpm、最大トルク370Nm（37.7kgfm）/3000-5550rpmを発生

　そのほか、ボディサイズは4410×1850×1480mm（全長×全幅×全高）と、エクステリアでは基本骨格としたカローラスポーツと比較し、フロントフェンダーを片側20mm、リアフェンダーを片側30mm拡大するとともに、エンジンを高出力化するために生まれた3本出しマフラーで、力強くスポーティなリアビューを強調していることなどが公表されている。

GRカローラ（北米仕様）のボディサイズは4410×1850×1480mm（全長×全幅×全高）。フロントフェンダーを片側20mm、リアフェンダーを片側30mm拡大するなど迫力ある外観を実現