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ランボルギーニ、世界限定112台の新型「カウンタック LPI 800-4」日本初上陸

2022年6月23日(現地時間)発表

世界限定122台のランボルギーニの新型「カウンタック LPI 800-4」が日本に初上陸した

 ランボルギーニは6月23日(現地時間)、新型モデル「カウンタック(Countach) LPI 800-4」が日本へ初上陸したことを明らかにした。6月21日に開催されたイベントの後、カウンタックLPI 800-4は東京の街頭に運ばれ、東京タワーをバックに撮影した写真などが公開された。

 また、発表イベントの会場となった寺田倉庫内には、カウンタック LPI 800-4と過去の歴史とのつながりを示すために「カウンタック LP5000 Quattrovalvole」も合わせて展示された。

 カウンタック LPI 800-4は、2021年にデビュー50周年を迎えた初代カウンタックに敬意を表したモデルで、世界112台の限定生産車。V型12気筒縦置きミッドシップエンジン(LP-longitudinale posteriore)のサウンドはそのままに、「シアン(Sian)」と同じハイブリッド技術を搭載。最高出力が780HPのエンジンと電動モーターの34HPと合わせて計814HPを発生し、0-100km/h加速はわずか2.8秒、0-200km/hは8.6秒、最高速355km/hを誇る。

 また、カウンタックは販売台数だけではなく文化的なインパクトも持ちあわせ、日本は多くの愛好家がカウンタックを称え、漫画の主役にもなるほどカウンタックに友好的。1970年代に漫画で描かれたカウンタックは、未来的で角張ったフォルム、シザードア、パワーと性能で日本の大衆を魅了。また、2004年から全28巻で刊行された漫画「カウンタック」(集英社/梅澤春人作)では、主人公「空山舜」が子供のころから「将来はレーシングドライバーになってカウンタック LP400を持つ」という夢を抱き、それから願いを叶えようと努力を重ね、幸運にもカウンタックを手に入れ、さまざまな冒険とレースに挑戦する姿が描かれている。

アンベールを行なったアウトモビリ・ランボルギーニのRegional Director for Asia Pacificのフランチェスコ・スカルダオーニ氏(右)と、Head of Japanのダビデ・スフレコラ氏(左)

 アウトモビリ・ランボルギーニのRegional Director for Asia Pacific(アジア太平洋地域ディレクター)のフランチェスコ・スカルダオーニ氏は「私たちはカウンタック LP5000 Quattrovalvoleとともに、カウンタック LPI 800-4を日本のメディアの皆さまに紹介できることを大変うれしく思います。カウンタックは50年前に初めて発表されて以来、ランボルギーニにおいて最も人気の高いモデルのうちの1つです。カウンタック LPI 800-4を日本のオーナーさまにお届けすることで、カウンタックは過去50年間のように日本でも引き続き人々の注目を集めることでしょう」とコメントしている。

会場ではカウンタック LP5000 Quattrovalvoleも一緒に展示された