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ジャガー、限定生産モデル「C-TYPE コンティニュエーション」第1号車がシェイクダウン完了 日本での受注開始日は後日発表

2022年6月29日(現地時間)発表

限定生産モデル「C-TYPE Continuation」

 英ジャガーは6月29日(現地時間)、限定生産モデル「C-TYPE Continuation(コンティニュエーション)」の第1号車がシェイクダウンを終え、納車準備が完了したと発表した。ジャガー・クラシックがごく限られた台数だけ手掛ける特別なモデルで、現在ジャガー・クラシックのオンラインビジュアライザーで好みのC-TYPE Continuationを再現することが可能。日本市場における受注開始日および機種体系などは後日アナウンスするとのこと。

 C-TYPE Continuationは、1台につきジャガー・クラシックのエンジニアによる最低250マイルのフィジカルテストと、3000時間にわたる高度な技術を要する製造工程を経て製造される、特別なモデル。C-TYPE Continuationはすべて1953年製の「Works C-TYPE」の仕様に基づき、先進のCADモデリングを駆使しながらジャガー・クラシックで手作業で製作されるという。

 今回の第1号車は、1952年6月29日に開催された総走行距離224マイル、50周のスポーツカーレース「ランス・グランプリ・ミーティング」で優勝を収めたオリジナルの「C-TYPE」から着想を得て、パステルグリーンの塗装にスエードグリーンのレザーシートを組み合わせた仕様。エクステリアカラーはこのパステルグリーンに加え、ブリティッシュレーシンググリーン、パステルブルーを含む12種類のヘリテージカラーから選択でき、インテリアレザーは8色から選べる。

オリジナルの「C-TYPE」

 なお、C-TYPE ContinuationはFIA公認で、ル・マンやシルバーストーンといったさまざまなサーキットで開催されるジャガー・クラシック・チャレンジを含む、すべてのFIAヒストリックイベントに参加できるという。

C-TYPE Continuation