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アルピーヌ、創業者生誕100周年記念限定車「A110 GT ジャン・レデレ」を日本導入

2022年7月6日 発表

アルピーヌ創業者ジャン・レデレ氏の生誕100周年を記念する限定車「A110 GT ジャン・レデレ」

 アルピーヌ・ジャポンは7月6日、アルピーヌ創業者であるジャン・レデレ氏の生誕100周年を記念する限定車「A110 GT ジャン・レデレ」を、近日中に日本へ導入すると発表した。導入時期については後日発表される。

 アルピーヌ A110 GT ジャン・レデレは、「アルピーヌ A110 GT」をベースに、グランプリホイールとシルバーキャリパーが組み合わせられたほか、インテリアにはグレーステッチが施されたSabeltのバケットシート、同じくグレーステッチが施されたダッシュボードやセンターコンソール、そしてグレーステッチに加え12時の位置にグレーで センターラインが刺繍されたステアリングホイールで仕上げられた。

 光沢のあるブラックルーフとグリモンテベロの伝統的なボディカラーの組み合わせは、ジャン・レデレ氏の好みであっただけでなく、1963年1月に発売された、グランドツーリングの精神を宿した最初のアルピーヌと同じボディカラーとしている。

 このA110 GT ジャン・レデレは、2022年5月にアルピーヌが作られているフランスのディエップで開催された、アルピーヌ創業者ジャン・レデレ氏の生誕100周年を記念するイベントで公開されたもの。

 アルピーヌの創業者ジャン・レデレ氏は、1922年5月17日にディエップで生まれ、優秀な成績でビジネススクールを卒業し、当時フランスで最年少となる24歳で父親が経営していたルノーディーラーを継承。その後、ルノー車でレースに出場するようになった レデレ氏は、さらなるスピードを求めルノー車を改造し、軽量でパワフルなマシンを独自に作り始める……これがアルピーヌの始まりとなった。