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トライアンフ、「ボンネビル」シリーズの2022年モデルに新色追加と一部車両名称を変更

2022年7月5日 発表

トライアンフが「ボンネビル」シリーズの2022年モデルに新色を追加した。また、同時に一部車両名称が変更された

 トライアンフモーターサイクルズジャパンは7月5日、新たにエキサイティングなカラーを採用した「ボンネビル(Bonneville)」シリーズの2022年モデルの発表と同時に、2022年モデルから「ストリート ツイン(Street Twin)」は「スピード ツイン(Speed Twin)900」へ、「ストリート スクランブラー(Street Scrambler)」は「スクランブラー(Scrambler)900」へと車両名称を変更すると発表した。

 ボンネビルシリーズの2022年モデルは、昨年の「ゴールドライン エディション(Gold Line Edition)」が好評だったことを受け、ラインアップ全体を、より明るく、より個性的で、より優雅なボディカラーを求めるユーザーの要望に応えたという。また、車両名称を変更したことで、ボンネビルシリーズとのつながりと排気量をより明確に分かりやすくしたとしている。

スピードツイン シリーズ

スピード ツイン 900(旧ストリート ツイン)

スピード ツイン 900の新色「マットシルバーアイス」

 2022年モデルから名称を「ストリート ツイン」から新たに「スピードツイン 900」に変更したモダンクラシックのベストセラーモデル。搭載する水冷の並列2気筒 SHOH 900ccエンジンは、最高出力48kW(65PS)/7500rpm、最大トルク80Nm/3800rpmを発生し、スリリングなパフォーマンスを実現している。

 カラーバリエーションは、「ジェットブラック」と「マットアイロンストーン」の既存色に、シルバーとイエローのアクセントカラーを使った「マットシルバーアイス」を新たに設定。価格はジェットブラックが113万8000円、マットアイロンストーンとマットシルバーアイスは116万4500円。

スピードツイン 1200

スピードツイン 1200の新色「マットバハオレンジ」

 トライアンフの最高峰モデルの1つ「スピードツイン 1200」は、搭載する水冷の並列2気筒 SHOH 1200ccエンジンが、最高出力74kW(100PS)/7250rpm、最大トルク112Nm/4250rpmを発生。ハイパフォーマンスタイヤを履き、モダンクラシック随一のスポーティなハンドリングを実現する。

 既存色「ジェットブラック」「レッドホッパー」に、エキサイティングな新色「マットバハオレンジ」が新たに設定。価格はジェットブラックが170万3000円、レッドホッパーとエマットバハオレンジは172万9500円。

スクランブラー シリーズ

スクランブラー 900(旧ストリート スクランブラー)

スクランブラー 900の新色「カーニバルレッド&ジェットブラック」

 オフロードを意識した堅牢でアイコニックなスタイルのオールラウンダー「ストリート スクランブラー」は、2022年モデルからは「スクランブラー 900」へと改名。エンジンは水冷の並列2気筒 SHOH 900ccエンジンで、最高出力47.8kW(65PS)/7250rpm、最大トルク80Nm/3250rpmを発生し、全回転域にわたって強力なパワーとトルクを発揮する。

 ボディカラーは、クラシカルな既存色「ジェットブラック」に、新たにガソリンタンクに2本のストライプが入る「カーニバルレッド&ジェットブラック」と、オフロードで活躍してきたスクランブラーの伝統色「マットカーキ」の2色を追加。価格はジェットブラックが134万9000円、カーニバルレッド&ジェットブラックが138万8600円、マットカーキが137万5500円。

スクランブラー 1200 XC/XE(Scrambler 1200 XE/XC)

スクランブラー 1200 XC/XEの新色「カーニバルレッド/ジェットブラック」

 スクランブラー 1200は「サファイアブラック」「マットカーキグリーン/マットジェットブラック」の2色の既存色に、新たにカーニバルレッドのガソリンタンクに、ジェットブラックの太いラインが入る「カーニバルレッド/ジェットブラック」を設定。

 価格はオンロードからアドベンチャーまでこなすクロスオーバーモデルの1200 XCは、サファイアブラックが198万円。マットカーキグリーン/マットジェットブラックと、カーニバルレッド/ジェットブラックが201万9600円。

 荒野で本気のオフロードツーリングも楽しめる1200 XEは、サファイアブラックが211万8000円。マットカーキグリーン/マットジェットブラックと、カーニバルレッド/ジェットブラックが215万7600円。

Tシリーズ

T100

T100の新色「メリデンブルー/タンジェリン」

 トライアンフのアイコン的モデルである「T100」は、従来色の「ジェットブラック」「カーニバルレッド/フュージョンホワイト」の2色に加え、1959年のデザインをスタイリッシュに再現した新色「メリデンブルー/タンジェリン」は、ガソリンタンクに手塗りのシルバーコーチラインがあしらわれるほか、前後のマッドガードとサイドパネルもメリデンブルーとなる。

 価格は、ジェットブラックが131万9000円、カーニバルレッド/フュージョンホワイトとメリデンブルー/タンジェリンが135万8600円。

T120/T120 ブラック

T120の新色「エーゲ海ブルー/フュージョンホワイト」

「T120」は、既存色「ジェットブラック」「コードバンレッド/シルバーアイス」に、ガソリンタンクにハンドペイントのゴールドラインがあしらわれた「エーゲ海ブルー/フュージョンホワイト」を新たに設定。前後のマッドガードもエーゲ海ブルーに塗られる。価格はジェットブラックが162万4000円、コードバンレッド/シルバーアイスとエーゲ海ブルー/フュージョンホワイトが166万3600円。

 また、「T120 ブラック」には、新たに「サファイアブラック/マットサファイアブラック」が設定され、ガソリンタンクにはハンドペイントのシルバーコーチラインがアクセントとして入る。既存色「ジェットブラック」は継続販売で、価格はサファイアブラック/マットサファイアブラックが166万3600円、ジェットブラックが162万4000円。

T120 ブラックの新色「サファイアブラック/マットサファイアブラック」

ボバー

 トライアンフのカスタムアイコンである「ボバー(Bobber)」は、既存色「ジェットブラック」「マットストームグレイ/マットアイロンストーン」に新たに「レッドホッパー」を追加設定。価格はジェットブラックが184万4000円、マットストームグレイ/マットアイロンストーンが188万3600円、レッドホッパーは187万500円となる。

ボバーの新色「レッドホッパー」

スピードマスター

 往年のブリティッシュカスタムを思わせるゆったりとしたスタイルでありながら、心地よい乗り味を発揮する「スピードマスター(Speedmaster)」は、「ジェットブラック」「サファイアブラック/フュージョンホワイト」の既存2色に、新たに深みのある赤色が特徴の「コードバンレッド」を設定。

 価格はジェットブラックが184万4000円、サファイアブラック/フュージョンホワイトが188万3600円、コードバンレッドが187万500円。

スピードマスターの新色「コードバンレッド」

スラクストン RS

 象徴的なカフェレーサーである「スラクストン(Thruxton)RS」には、既存色「ジェットブラック」に、新たに「コンペティショングリーン/シルバーアイス」を設定し、ガソリンタンクとシートカウルにはゴールドのペイントがあしらわれる。

 搭載する水冷の並列2気筒 SHOH 1200ccエンジンは、最高出力77kW(105PS)/7500rpm、最大トルク112Nm/4250rpmを発生、全域でカフェレーサーならではのスリリングなパフォーマンスを味わえるとと同時に、ニュートラルかつ俊敏で安定感のある乗り味を実現している。

 価格はジェットブラックが197万9000円、コンペティショングリーン/シルバーアイスが201万8600円となる。

スラクストン RSの新色「コンペティショングリーン/シルバーアイス」