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トヨタ、6速MT採用など一部改良「スープラ」商談開始 限定50台の特別色「RZ“マット ホワイト エディション”」も登場

2022年7月20日 発表

RZ“マット ホワイト エディション”:789万円

RZ:731万3000円

SZ-R:601万3000円

SZ:499万5000円

一部改良した「スープラ」の商談を開始すると同時に、限定50台の特別色「RZ“マット ホワイト エディション”」を発表

シャシー性能向上や6速MT搭載などスポーティさを向上

 TOYOTA GAZOO Racing(トヨタ自動車)は7月20日、「スープラ」のRZグレード(6速MT)に新たな特別仕様車「RZ“Matte White Edition(マット ホワイト エディション)”」を設定し、限定50台を抽選販売すると発表した。価格は789万円。抽選申し込みは7月20日~8月21日まで。Web限定で受け付け、9月より順次商談が開始される。

 同時に特別仕様車「RZ“マット ホワイト エディション”」を除いた、今回発表された一部改良モデルの商談受け付けも7月20日より開始。価格は499万5000円~731万3000円。なお、販売開始は特別仕様車、一部改良モデルともに2022年10月ごろを予定している。

スープラ特別仕様車 RZ“マット ホワイト エディション”

価格表

モデルエンジン変速機駆動方式価格
RZ“Matte White Edition”直列6気筒 3.0リッター直噴ターボ(387PS/500Nm)6速MT2WD(FR)7,890,000円
RZ7,313,000円
8速AT7,313,000円
SZ-R直列4気筒 2.0リッター直噴ターボ(258PS/400Nm)6,013,000円
SZ直列4気筒 2.0リッター直噴ターボ(197PS/320Nm)4,995,000円

 今回設定された特別仕様車 RZ“マット ホワイト エディション”は、造形の力強さと走りのイメージを際立たせる専用外板色「マットアバランチホワイトメタリック」、6速MT、内装色「タン」を組み合わせ、スポーツカーらしさと上質さを兼ね備えたモデルに仕上げられている。

“マット ホワイト エディション”専用カーボンオーナメント(助手席前)
スープラ特別仕様車 RZ“マット ホワイト エディション”内装
おくだけ充電と充電用USB端子(2.1A)を標準装備

 4月に発表されている一部改良の内容は、RZグレードにコンピュータがドライバーのクラッチとシフト操作に合わせて最適なエンジン回転数になるよう制御してくれるiMTを採用することで、シフト操作時に自動ブリッピングを行ない、ドライバーの意をくんだスムーズで気持ちいいスポーツ走行を実現するという新開発の6速MT搭載モデルを新設定。また、6速MT専用の室内サウンドチューニングも施され、加速時の盛り上がりも演出しているという。

新設定されたボディカラー:ボルカニックアッシュグレーメタリック
新設定されたボディカラー:ドーンブルーメタリック

 また、シャシー性能を磨きあげ、運動性能をさらに熟成。全グレードともにAVS(Adaptive Variable Suspension)の制御とショックアブソーバーの減衰特性のチューニングを施し、ロールバランスと乗り心地を向上。スタビライザーブッシュの特性変更によって、操舵初期の応答性も向上させているほか、シャシー制御系(AVS、EPS[Electric Power Steering]、VSC[Vehicle Stability Control])の見直しにより、操舵フィーリング、限界域でのコントロール性向上も図られている。さらに、RZとSZ-Rには、JBLプレミアムサウンドシステムが搭載され音質を向上させている。

 ボディカラーは、RZ、SZ-Rにで「ボルカニックアッシュグレーメタリック」と「ドーンブルーメタリック」が新設定された。

スープラ RZ(6速MT)内装
スープラ RZ(8速AT)内装
新開発の6速MT
6速MTモデルのペダルまわり
スープラ RZ用19インチ鍛造アルミホイール

 スープラは、過去数々のモータースポーツで活躍し、現在も日本最高峰の自動車レース「SUPER GT」へ参戦していて、第3戦終了時点でGT500クラスにおいてドライバーランキング、チームランキングで首位に立っているほか、スープラをベースとしたレース専用車両の「GR Supra GT4」は、2021年末時点、発売開始から約1年半で累計販売台数50台を達成するなど、公道とサーキットの両方でユーザーに走りを楽しんでもらっているモデルとなっている。

国内外のモータースポーツでも活躍している「スープラ」

※新設定されたボディカラー「ボルカニックアッシュグレーメタリック」と「ドーンブルーメタリック」は、記事初出時に全グレードとしていましたが、その後発表が訂正され、RZ、SZ-Rグレードへの新設定となりました。