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MINI、バッテリEVの新型SUV「コンセプト・エースマン」発表 「ゲームズコム2022」で一般初公開へ

2022年7月27日(現地時間) 発表

 独BMWグループは7月27日(現地時間)、新しいMINIファミリーのコンセプトカーとして「コンセプト・エースマン(Concept Aceman)」を発表した。今後、ドイツ・ケルンで開催されるコンピュータとビデオゲームの見本市「ゲームズコム2022」(2022年8月23日〜28日開催)で一般初公開される。

 コンセプト・エースマンは、バッテリEV(電気自動車)であり、ボディサイズは4050×1990×1590mm(全長×全幅×全高)と、ハッチバックのMINIとMINI Crossoverを埋めるまったく新しいモデルと位置付けられる。「カリスマティック・シンプリシティ」というデザイン言語や、新しいデジタルインテリア体験などを、プレミアム・スモール・コンパクト・セグメント初のクロスオーバータイプのコンセプトにおいて融合させたとしている。

 エクステリアは、これまでの世代のモデルで一般的だったエッジまわりのクロームトリムを完全に排すとともに、力強いシルエットのホイールアーチ、大径ホイール、印象的なルーフラック、アンダーライドプロテクションとしてデザインされたフロントとリアのバランスパネルなどを装備することで、市街地走行に適したクロスオーバータイプとして、オールラウンドな特徴を強調した。

 MINIブランドの責任者である、シュテファニー・ヴルスト氏は、「MINI Concept Acemanは、未来のモデルファミリーにおいてハッチバックタイプのMINIとMINI Crossoverの間の溝を埋めるまったく新しいモデルを、初めてかいま見させてくれます。このコンセプトカーは、MINIが完全電動化の将来に向けてどのように自己改革しているのかを物語っており、このブランドを象徴する電気によるゴーカートフィーリング、没入できるデジタル体験、そして最小限の環境フットプリントへの強いこだわりが示されています」と述べている。