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新生エアレース世界選手権、2022年は開催見送りに 参戦予定の室屋義秀選手「とても残念です」

2022年8月12日 発表

 エアレースパイロット室屋義秀選手が参戦を予定していた新生エアレース世界選手権(Air Race World Championship)の主催者は8月12日、2022年シーズンの開催を見送ることを公式SNSで発表した。

 主催者によると、2022年の開催の見送りはレースで使用する資材を運ぶための物流や経済的環境に課題があることが説明されており、主催者は「2022年の世界選手権シリーズを中止するという非常に難しい決断をせざるを得なくなりました。私たちは、イベントの主催者、競技者、そしてこの素晴らしいスポーツのファンとして、引き続き全力を尽くします。2023年に集中するためです」と2023年の開催に向けて引き続き、活動していくことを約束した。

 レクサス(トヨタ自動車)との新チーム「LEXUS/PATHFINDER AIR RACING」を発足して新生エアレースに参戦を予定していた室屋選手は、今回の発表に「大会側からの発表はとても残念です」との感想をSNSに投稿している。