スズキ、インドにR&Dセンター「SRDI」設立

　スズキは8月28日、インド・デリーにスズキ100％出資のSuzuki R&D Center India Private Limited（以下、SRDI）を設立したと発表した。

　スズキの鈴木社長は、インド・グジャラート州ガンディナガルにある国際会議場「マハトマ・マンディール」で開催されたスズキのインド事業40周年記念式典において「スズキ100％出資のR&Dセンターをインドに設立し、新領域における技術開発を通じて、インド市場のみならずグローバルでの競争力と研究開発力を強化してまいります」と述べた。

　スズキはSRDIの設立を通じて、日本とインドの開発部門を効率的に連携させ、インドの豊富な技術系人材とともに社会から必要とされる技術開発を行ない、スズキの競争力強化を支える体制を構築することを目指す。

　これに向けて、SRDIではインドでの採用活動を開始。さらにスズキは、インドの大学やスタートアップ企業との関係構築、教員や研究者との交流の強化など、多様な技術系人材が成長できる環境づくりにも取り組んでいくとしている。