レクサス、「レクサスプレミアムオイル SP 0W-20」発売 20L缶で4万8000円

　レクサス（トヨタ自動車）は9月1日、新エンジンオイル「レクサスプレミアムオイル SP 0W-20」を開発し、全国のレクサス販売店を通じて発売した。価格は4万8000円（20L缶）。

　今回発売するオイルは、粘度特性に優れた高性能基油と部品間の摩擦を大幅に低減する添加剤を採用。特に常温（25℃）では、一般的なSP 0W-20のオイルに比べ40％以上、従来のレクサスプレミアムオイル SN 0W-20との比較でも23％の温度変化に対する粘度変化の低減を達成させた。

　これらにより、発進時の滑らかな加速や、低速から高速へ加速していくアクセルの踏み込み時には、ドライバーの感覚に沿ったエンジンレスポンスを実現するなど、レクサスならではの走りの味「Lexus Driving Signature」をさらに磨き上げることに貢献するとしている。

　車両評価を担当するLexus International TAKUMI 伊藤好章氏は「クルマの血液ともいえるオイルの性能は、レクサスならではの走りの味を支える重要な役割を担います。本オイルを注入した車両の評価では、エンジン始動時の滑らかさ、エンジン回転が上がった際のノイズや振動の少なさなど、レクサスの原点でもある静粛性や乗心地がさらに高められています。このエンジンオイルによって、レクサスが目指す走りの味をより明確にご体感いただけ、お客さまがクルマと過ごされる時間が、今まで以上に楽しいものになっていくものと確信しています」とコメントしている。