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ポルシェと一緒にアウトドアを満喫できる専用「ルーフテント」

2022年9月8日(現地時間) 発表

ポルシェに乗りながらアウトドアを満喫できる専用「ルーフテント」が登場した

 ポルシェAGは9月8日(現地時間)、ドイツのヴァイザッハにあるポルシェ開発センターとツェルアムゼーにあるスタジオF.A.ポルシェが共同設計した「ルーフテント」を発表した。価格は4980ユーロで、2022年11月から納品開始予定。

 このルーフテントは専用のハードケースに収まっていて、ルーフレールの有無に関わらず、「911」「マカン」「カイエン」「パナメーラ」「タイカン」のルーフトランスポートに取り付け可能という。

ルーフテント使用イメージ

 製品はオールシーズン対応の2人用テントで、2つのサイドウィンドウとルーフウィンドウを装備していて、テントの壁は通気性のいい綿混素材を使用。カラーはライトグレーで、防水ジッパーと入口用の独立したレインカバーを備え、雨天にも対応。外壁には911のフライラインとPORSCHEロゴがあしらわれている。

 広げた状態での室内床面の大きさは210×130cmで、快適な高密度ポリフォームマットレスは保温性の高いキルティングパターンを採用し、内壁には山のシルエットが描かれている。両側の窓をフルオープンすることで換気ができるほか、蚊など侵入を防ぐインセクトガードも完備。窓を完全にクローズすれば外部の光を遮断することも可能。

保温性の高いキルティングパターンのマットを採用

 ルーフテントの設営方法は簡単で、まず安全ラッチのロックを解除。ハードケースは少し持ち上げると、2本のガス圧ショックアブソーバーのサポートにより軽々と開くので、次にフロアの床面を引き延ばして、内蔵する伸縮式階段を使って固定。最後に4本のポールでテントを張れば完成。

 ハードケースは「ブラック/ライトグレー」と「ブラック/ダークグレー」の2色があり、インナーテント、ヒートブランケット、シューズ&バッグオーガナイザーなど、追加オプションの装備品アクセサリーは近日発売予定となっている。

ハードケースにもPORSCHEロゴがあしらわれる

ルーフテント製品仕様

折りたたんだ状態のサイズ:146×140×33cm(全長×全幅×全高)
展開した状態のサイズ:258×257×118cm(全長×全幅×全高)
重量:約56kg
静止時最大積載量:ルーフレール装着車は約190kg/ルーフレール非装着車は約140kg
ルーフテント装着時の最高速:130km/h