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ケンウッド、前後2カメラドライブレコーダー「DRV-MR870」 microSDカード2枚挿しで最大約100時間の録画に対応

2022年10月下旬 発売

オープンプライス

前後2カメラドライブレコーダー「DRV-MR870」

 ケンウッド(JVCケンウッド)は、ドライブレコーダーの新ラインアップとして前後撮影対応2カメラドライブレコーダー「DRV-MR870」を10月下旬に発売する。価格はオープンプライスで、市場想定価格は4万4000円前後。

 今回発売されるドライブレコーダーは、ケンウッドの市販向けドライブレコーダーとしては初めて、3年間の長期製品保証を付与したモデル。最大容量128GBまでのmicroSDカードを2枚同時に挿せる「microSDカードダブルスロット」を搭載し、スロット1からスロット2へのリレー録画にも対応。解像度800×480、フレームレート3.2fpsで録画した場合、最大約100時間の長時間録画を可能としている。

microSDカードダブルスロット

 フロント・リアの両カメラにはF1.6の明るいレンズと、約500万画素のCMOSセンサー「STARVIS」を搭載するとともに、「HDR機能」を採用することで、暗い環境でもノイズの少ない高感度録画を実現。フルハイビジョンの約1.8倍の解像度となるWQHD(Wide Quad HD)3.7メガ記録モードを搭載し、映像描画をきめ細かく再現することで、ナンバープレートなど細かい文字情報まで、より鮮明に録画可能とした。

フロントカメラ
リアカメラ

 また、ドライブをサポートする運転支援機能を搭載。前方衝突警告に加え、車線逸脱警告、発進遅れ警告のほか、後方からの急接近や蛇行運転などのあおり運転を自動で検知・録画する「AIセンシング」を搭載。AIセンシングでは後方車両をリアカメラが捕捉し、同機能の検知エリアに侵入すると自動で検知して追尾を開始。検知エリア内で急接近や繰り返しの蛇行運転を検知するとドライバーに警告音と画面表示で知らせるとともに、録画映像を書き換えがされないイベントフォルダに自動的に移動して保存する。

AIセンシング機能のイメージ

 そのほかにも、リアカメラに「スモークシースルー機能」を搭載し、リアがスモークガラスのクルマにも対応。リアガラスに合わせて設定を3段階で調整でき、後方も明るく鮮明な映像で録画を可能としているほか、別売の車載電源ケーブル「CA-DR100」を使用することにより、24時間365日の駐車録画に対応。駐車中にフロントカメラ内蔵のGセンサーが振動を検知するとドライブレコーダーが起動して、前後2台のカメラで撮影した映像を記録(1ファイル60秒)。その後、駐車録画フォルダに保存する。なお、駐車録画は微小な暗電流を使用し、バッテリーへの負担を抑えるとのこと。