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ケンウッド、ドライブレコーダーの常時録画など繰り返しの書き込みに強い大容量128GBのmicroSDXCメモリーカード「KNA-SD1280」
2022年8月24日 10:30
- 2022年8月下旬 発売
- オープンプライス
交換時期を知らせる「SDカード寿命告知機能」に対応
JVCケンウッドは、ケンウッドブランドから128GBのmicroSDXCメモリーカード「KNA-SD1280」を8月下旬に発売すると発表した。価格はオープンプライスで、市場推定価格は1万6500円前後(税抜)となる。
このメモリーカードは、記録セルの配列において垂直方向に積み上げる構造をとる3D NAND型を採用することで、隣接セル間による影響を低減。一般的に普及している平面状にセルを増やす従来タイプの2D NAND型に比べて約10倍の書き込み回数に対する耐久性を確保すると同時に、TLC方式を採用することで、大容量でコストパフォーマンスのよいSDカードを実現した。
また、連携が可能な同社製ドライブレコーダーで使用することで、SDカードの交換時期を画面表示や音声で知らせる「SDカード寿命告知機能」にも対応。SDカードの寿命による録画エラーを未然に防止する。
運転中の万が一のトラブルへの備えとして普及が進むドライブレコーダーに必須となっているSDカードは、常時録画される走行映像の録画データを頻繁に繰り返し書き込む必要があることから、内部部品の劣化が早くエラーが発生しやすくなってしまう点に着目。繰り返しの書き込みに強い高耐久なSDカードであると同時に、容量を超えた分の録画データは上書き保存せざるを得ないため、可能な限り上書き処理をせず録画映像が残せる長時間録画に対応した大容量タイプを開発した。
主な定格
方式:3D NAND型TLC
タイプ:microSDXC
SDスピードクラス:ビデオスピードクラス30、UHSスピードクラス3、SDスピードクラス10
アプリケーションパフォーマンスクラス:A1
容量:128GB
動作温度:-25℃~85℃
転送速度(Max):Read:95MB/s、Write:55MB/s
付属品:SD変換カードアダプター