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ケンウッド、“彩速ナビ”連動の2カメラフルHDドラレコ「DRV-MN940B」

運転中に後方確認できる「バーチャルルームミラー&サブリアカメラ」機能も

2020年1月中旬 発売

オープンプライス

“彩速ナビ”と連動する2カメラフルHDドライブレコーダー「DRV-MN940B」

 ケンウッド(JVCケンウッド)は、カーナビ連動型で前後撮影に対応する2カメラフルHDドライブレコーダー「DRV-MN940B」を1月中旬に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は5万円前後(税別)。

 DRV-MN940BはケンウッドのAVナビ“彩速ナビ”シリーズの2020年モデル全機種と連携可能な“彩速ナビ”専用ドライブレコーダー。大きなカーナビ画面に録画中の画面や記録した映像を表示できることに加え、画面のタッチ操作で設定変更などが可能。また、地図とドラレコ映像の2画面表示に対応し、ナビの地図画面と再生している走行動画を連動させるPIP(ピクチャーインピクチャー)も可能となっている。

 カメラは確認用の画面にカーナビ画面を利用することに加え、情報を記録するmicroSDカードなどを格納するメインユニットを別体構造として小型化を追求。取り付け位置の自由度を高め、視界を遮らないようにしている。水平角約124度、垂直約68度の広角レンズはF値2.0で、ガラスの映り込みを低減する偏光フィルターを内蔵する。

 撮像素子には約207万画素の1/2.8型カラーCMOSセンサーを採用し、記録画像サイズはフルHD(1920×1080)とHD(1280×720)を選択可能。フレームレートは最大27fps。逆光やトンネルの出入り口といった明暗差が激しい状況でも見やすい動画を撮影する「HDR(ハイダイナミックレンジ)機能」も備える。

 録画モードにはエンジンのON/OFFと連動する「常時録画」、録画ボタンを押して常時録画とは異なるフォルダーに動画を保存する「手動録画」、内蔵するGセンサーが衝撃や急激な速度変化などを検知した場合に専用フォルダーに動画を保存する「イベント記録」、駐車中に衝撃を検知した場合に自動的に録画を開始する「駐車録画」の4種類を用意。また、事故などの衝撃で給電が失われた時にファイルの破損を防ぐバックアップ電源として「スーパーキャパシタ」を搭載する。

 このほか、リアカメラの映像を使い、運転中にカーナビ画面で車両後方の安全確認ができる「バーチャルルームミラー&サブリアカメラ」機能を採用している。