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S14型「シルビア」が登場する『グランツーリスモ7』アップデート9月29日配信

2022年9月29日15時(日本時間)配信開始

 ソニー・インタラクティブエンタテインメントは、PS5/PS4用ソフトウェア『グランツーリスモ7』の新規収録車種として「フォルクスワーゲン ID.R '19」「日産 シルビア K's Type S(S14) '94」「ポルシェ Vision Gran Turismo Spyder」を追加するアップデートを9月29日15時(日本時間)より配信する。

 新たに配信されるアップデートでは、新規収録車種のほかスケープスの特集に「カリフォルニア II」と「東京 II」も追加される。

『グランツーリスモ7』2022年9月アップデート紹介トレーラー

各地の最速記録を塗り替えたプロトタイプEV「フォルクスワーゲン ID.R '19」

フォルクスワーゲン ID.R '19

 フォルクスワーゲンが2020年にEV専業ブランド「ID.」を立ち上げる際、EV(電気自動車)の可能性の象徴となるロールモデルを作ろうと考えて生まれたのがプロトタイプレーシングカー「ID.R」。ID.Rのボディは炭素繊維で作られ、車体前後にはダウンフォースを生む巨大なウイングが備わる。全長はおよそ5.2mで、車重は1100kg以下に抑えられ、2基のモーターが前後輪を駆動する4WD。最高出力は500kW(680PS)、最大トルクは650Nm(66kgfm)を誇り、0-100km/h加速は2.25秒。内燃機関を積むレースカーと比べてもまったく引けを取らないパフォーマンスを備える。

ワイドボディでラグジュアリーさを強めたシルビアの第6世代「日産 シルビア K's Type S(S14) '94」

日産 シルビア K's Type S(S14) '94

 1993年10月、大ヒットを記録したS13型シルビアの後継車として誕生したS14型は、3ナンバーボディにサイズを拡大することで、その人気の継続を図ろうとしたモデル。S14型の全幅は、S13型の1690mmに対して1730mmとなり、これにあわせてトレッドも拡大。全長はプラス30mmの4500mm、全高はプラス5mmの1295mmと大きなサイズアップはないが、全体のボディラインがソフトになったためか、幅広感が強調された。エンジンはS13型に搭載していたSR20系をブラッシュアップして搭載。トップグレードの「K's」には15PSパワーアップした220PS/28kgfmのインタークーラーターボ、「Q's」「J's」には160PS/19kgfmの自然吸気エンジンが搭載される。サスペンション構成も基本的にはS13型を踏襲し、フロントがストラット、リアがマルチリンク。電動スーパーHICASモデルも用意された。

スポーツカーの未来に向けてポルシェが放ったモダンで大胆な意思表明「ポルシェ Vision Gran Turismo Spyder」

ポルシェ Vision Gran Turismo Spyder

「ポルシェ ビジョン グランツーリスモ」は、プレミアム自動車メーカーのポルシェがその伝統を継承しつつ、スポーツカーの未来に向けて発信した大胆な意思表明を示すモデル。ポルシェの歴史を飾るマシン「919」や「タイカン」のスピリッツなどが融合した、超高性能ライトウェイトスポーツカーで、デュアルエレクトリックエンジンは820kW(1114PS)のシステム出力と1090Nm(111kgfm)の最大トルクを発生し、独創的なアクティブエアロシステムが走行状況に反応して最高のパフォーマンスを発揮する。

スケープス特集「カリフォルニア II」「東京 II」追加

 アップデートでは、新規収録車種に加えてスケープス特集に「カリフォルニア II」「東京 II」が追加された。

カリフォルニア II
東京 II