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アルピナ、ラグジュアリー・パフォーマンスSAV「XB7」予約開始 価格は2698万円

2022年9月20日 予約開始

2698万円

アルピナ「XB7」

 BMW車をベースにしたハイエンドモデルを生み出すアルピナの輸入事業者であるニコル・レーシング・ジャパンおよび日本総代理店のニコル・オートモビルズは9月20日、ラグジュアリー・パフォーマンスSAV(スポーツ・アクティビティ・ビークル)「XB7」の予約を開始した。価格は2698万円。日本導入時期は2023年夏の予定。

 XB7の2023年式モデルは、BMWマイルド・ハイブリッド・システムを採用した最高出力457kW(621PS)/5500-6500rpm、最大トルク800Nm(81.6kgfm)/2000-5400rpmを発生する新しいV型8気筒 4.4リッタービ・ターボ・エンジンを搭載。0-100km/h加速4.2秒、巡航最高速290km/hというドライビング/パフォーマンスを誇る。

 走行モードは「コンフォート」「スポーツ」「スポーツ・プラス」の3つが用意されている。

BMWマイルド・ハイブリッド・システムを採用した最高出力457kW(621PS)/5500-6500rpm、最大トルク800Nm(81.6kgfm)/2000-5400rpmを発生する新しいV型8気筒 4.4リッタービ・ターボ・エンジンを搭載。トランスミッションにはアルピナ・スウィッチ・トロニック付き8速ATを組み合わせる

 外観は、水平方向に分割されたモダンなヘッドライトのデザイン、先進的な光ファイバー技術を用いたBMWキドニーグリル「アイコニック・グロー」を特徴とし、フロントとリアエプロンにも新しいデザインコンセプトを反映させ、パワフルな存在感を強調。

XB7
ボディサイズは5178×1989×1797mm(全長×全幅×全高)、ホイールベースは3105mm
エクステリアデザインには光ファイバー技術を用いたキドニーグリルや、新しいデザインコンセプトを採用
ホイール

 内装は、ファーストクラスのキャビンと上質な素材を誇る充実した標準装備に、BMWドライビング・アシスト・プロフェッショナルを追加。ブルーイルミネーション付きのギヤセレクタースイッチや、手仕上げのステアリングホイールなど、アルピナならではのインテリアのディテールが特別な趣を添えている。

 また、新世代のBMW iDriveとなる「BMWオペレーティング・システム8」により、ドライバーと車両間のやり取りを、より高度にデジタル化。表示画面が最適化され、カスタマイズが可能になったことで、より直感的に操作できる選択肢の幅を拡大した。さらに、大型のカーブド・ディスプレイのデザインも見直され、アルピナを象徴するブルー/グリーンを基調とした配色が採用されている。

XB7のインパネ
上質な素材を用いたファーストクラスを思わせるようなラグジュアリー感あふれるインテリアデザイン
メーター

 最先端のサスペンションテクノロジーも採用され、四輪に配されたエアサスペンションと、アルピナ使用のダンパー/キネマティクスの組み合わせにより、ドライビングダイナミクスと快適な乗り心地を両立。エアサスペンションは走行状況やモード選択に応じて車高調整が可能で、オフロード路面にアプローチする際、30km/h以下であればクリアランス確保のため最低地上高を40mm高く調整できる。また、スポーツ・モード選択時、もしくは160km/hを超えると車高が20mm下がり、スポーツ・プラス・モード選択時、もしくは250km/hを超えると車高がさらに20mm下がり、計40mm車高を下げることができる。

 車体剛性はアルピナ仕様のドームバクルヘッド・ストラットと強化されたトーション・ストラットによって高められるとともに、アクティブ・ロール・スタビライザーの電子制御式アンチロールバーとリアアクスルのブッシュ強化により、ボディのロールが最小限に抑えられている。

 インテグレイテッド・アクティブ・ステアリングは、ダイレクトなステアリングレスポンスと全回転域にわたる卓越したフィードバックを実現。後輪を最大2.3度左右に操舵できるようになっているため、低速域では俊敏性が向上し、高速域では最大限の直進安定性が得られるようになっている。