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BMW、「X5」「X6」「X7」ディーゼルモデルに48Vマイルドハイブリッド採用
2021年2月25日 08:15
- 2021年2月24日 発表
ビー・エム・ダブリューは2月24日、BMW「X5」「X6」「X7」のクリーン・ディーゼル・エンジン搭載モデルに、48Vマイルド・ハイブリッド・テクノロジーを搭載すると発表した。価格はX5が945万円~1043万円。X6が997万円~1081万円、X7が1114万円~1286万円。
対象となるモデルは、「X5 xDrive35d」「X5 xDrive35d M Sport」「X6 xDrive35d」「X6 xDrive35d M Sport」「X7 xDrive40d」「X7 xDrive40d Pure Design Excellence」「X7 xDrive40d M Sport」。
搭載される「48Vマイルド・ハイブリッド・テクノロジー」は、48Vスターター・ジェネレーターと、発電された電気を蓄積する追加のバッテリーで構成されるシステム。モデルによって異なるが、燃料消費率はWLTCモードで最大1.1km/L向上するという。
48Vバッテリーの電力は、スターター・ジェネレーターが電気駆動システムとして作動する追加の駆動力の発生のためにもエネルギーを供給して、内燃エンジンの負荷を軽減するとともに効率を最適化。ジェネレーターが最大8kW/11PSで加速をブーストすることで、発進時や加速中にダイナミックな出力特性をサポート。また、コースティング機能も採用することによって燃費効率を高めている。
なお、X7 xDrive40dについては、48Vマイルド・ハイブリッド・システムの採用に合わせて、BMWツインパワー・ターボ・テクノロジー採用の新開発の直列6気筒クリーン・ディーゼル・エンジンを搭載。
直列6気筒エンジンに初めてマルチ・ステージ・ターボチャージャーを採用することでシステムを最適化。ピエゾ・インジェクションによる最新のコモン・レール・ダイレクト・インジェクションを採用して、パフォーマンスと効率を高めた。この結果、最高出力は現行モデルの「X7 xDrive35d」より55kW(75PS)アップした250KW(340PS)、最大トルクは同80Nmアップの700Nmとなり、パフォーマンスと効率性を大幅に向上させた。