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ソニー・ホンダモビリティ、第1弾プロダクトのティザー映像公開 2023年1月の発表を予告
2022年10月13日 12:37
- 2022年10月13日 発表
ソニーグループと本田技研工業による新会社ソニー・ホンダモビリティは10月13日、ソニー・ホンダモビリティの代表取締役 会長 兼 CEOの水野泰秀氏と代表取締役 社長 兼 COOの川西泉氏が登壇する新会社設立発表会を開催。同発表会で、新会社の方向性や商品投入計画が示され、第1弾プロダクトについて、2023年1月4日に米国ラスベガスで発表されることが予告された。
新会社の商品投入計画では、ソニー・ホンダモビリティ第1弾の商品は2025年前半から先行受注開始、2026年に発売予定であることが発表され、最初にデリバリーをする地域は北米を想定しており時期については2026年春を計画。日本においては2026年の後半からのデリバリーを計画している。生産拠点については、北米にあるホンダの工場を予定している。
発表会に登壇したソニー・ホンダモビリティ会長兼CEOの水野氏は、新会社の目的として「多様な知で革新を追求し、人を動かす。」との言葉を設定、水野氏は「ソニー・ホンダモビリティでは、この言葉を企業のパーパスと位置づけてまいります。このパーパスを、2社の知見と私たちに共感、共鳴していただける方々の知をつなげ、最先端のテクノロジーへの挑戦を行ない、人の感性や行動へ働きかけていく、つまり、人を動かしていくようなモビリティへの革新を実現していきます」と話した。また、「ソニー・ホンダモビリティではお客さまとの関係性を変えていきます。これまでの自動車OEMというのは、ハードウェア、もしくはアフターセールスを中心にお客さまと繋がっていました。私たちはバリューチェーン全体で、お客さまとの関係性を長く深くしていくためのリアルとデジタルを融合させた新しいサービスを提供していきたいと考えています。そのサービスを介して、ハードウェアを持たないお客さまとも多くつながりを作り、私たちに共感いただける仲間が集う、新しいコミュニティを作っていくことを目指します。サービス開発においては、先行技術の積極投入のみならず、専門性を有する数多くのパートナーとの協業により、新たな体験価値の創出に取り組んでいきたいと考えています」などと、新会社の方向性を示した。
また、ソニー・ホンダモビリティ 代表取締役 社長 兼 COOの川西泉氏からは、技術的な方向性が語られ、プレゼンテーションの締めくくりに、第1弾プロダクトと思われるディザー映像が公開された。その映像には、2023年1月4日の日付が予告され、米国ラスベガスで開催される「CES 2023」において何らかの発表が行なわれることが予想される。