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小山町 町長 池谷晴一氏、ラリーチャレンジ富士山おやまで「モータースポーツの聖地づくりをはじめとした魅力的な町づくり」と

ラリーチャレンジ 第11戦富士山おやまであいさつを行なう小山町 町長 池谷晴一氏

 富士スピードウェイ(静岡県駿東郡小山町)を中心に、TOYOTA GAZOO Racing ラリーチャレンジ 第11戦富士山おやまが10月23日の1DAY開催されている。開会のあいさつには小山町 町長 池谷晴一氏が登壇。新たな開発が進む小山町やモータースポーツイベントについて語った。

 池谷町長は、小山町を「富士山の山頂のある町」と紹介。この日も見えていた世界遺産である富士山の麓で開催されるラリチャレが、小山町で初開催となることを「大変よろこばしい」と位置づけていた。

 その上で富士スピードウェイの歴史に言及。富士スピードウェイが1966年に開業し、多くのモータースポーツを開催してきたサーキットであることを伝えるとともに、2021年には東京オリンピックの自伝車競技の舞台となり、感動のドラマが展開された場であることを説明。「大きな感動を生んだことも、みなさまの記憶に残っているのではないかと思います」と語った。

 池谷町長は今後の富士スピードウェイを中心とした開発に対しても期待を述べる。「富士スピードウェイ周辺ですが、トヨタさんの富士モータースポーツフォレストプロジェクトが進行しているところです。先日富士スピードウェイホテルもできまして、モータスポーツミュージアムもオープンしました。モータースポーツの注目度が高まっています。本町においても、この勢いとともにモータースポーツの聖地づくりをはじめとした魅力的な町づくりに取り組んでまいりますので、みなさまにはあたたかく見守っていただきたいと思います」と、町づくりの将来について語った。

 富士スピードウェイ周辺は、新東名 小山スマートICの開通も予定されており、現在急ピッチで工事が進んでいる。温泉付きのホテルができたことで、富士スピードウェイだけでない周辺の施設との連携も期待できる。何より町長が言及するように、世界に知られる富士山の麓に展開していることは絶対的な強みだろう。

池谷晴一町長はスタートフラッグも担当した