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ホンダ、バッテリ交換ステーション国内第1号機が東京都支援の「EVバイクバッテリシェアサービス」で稼働開始
2022年10月25日 12:47
- 2022年10月25日 発表
本田技研工業は10月25日、東京都の支援する「EVバイクバッテリシェアサービス」において、同社が販売を開始したバッテリ交換ステーション「Honda Power Pack Exchanger e:（パワーパック エクスチェンジャー イー）」の国内第1号機が稼働開始したと発表した。
東京新宿の西新宿第四駐車場（東京都新宿区西新宿2丁目4番）で行なわれるEVバイクバッテリシェアサービスは、東京都がCO2を排出しない環境先進都市「ゼロエミッション東京」の実現に向けて、都内で新車販売される二輪車を2035年までに100％非ガソリン化することを目指して取り組む「EVバイク等利活用促進事業」の一環として実施するもの。
ホンダがバッテリシェアリング事業を行なうGachacoに納品した、Honda Power Pack Exchanger e:は、交換式バッテリ「Honda Mobile Power Pack e:（モバイル パワーパック イー）」を複数同時に充電し、電動二輪車をはじめとするHonda Mobile Power Pack e:ユーザーのスムーズなバッテリ交換を可能にするバッテリ交換ステーションで、ユーザーは街の中のステーションで必要な時に充電済みバッテリにアクセスすることができ、充電時間を待つことなく、効率よく電動モビリティを利用することが可能になるとしている。
Honda Power Pack Exchanger e: は、国内外で広く普及しやすいバッテリインフラとなることを目指し、街中になじみやすいデザインとしたほか、バッテリシェアリングサービスの運用に必要な情報をクラウド上で一元管理するシステム「Honda Power Pack Cloud（パワーパック クラウド）」を採用。バッテリシェアリング事業者、電動モビリティユーザー両者の利便性、使いやすさを追求したとしている。
なお、海外ではインドの現地法人Honda Power Pack Energy India Pvt. Ltd.（HEID）が、電動三輪タクシー（リキシャ）向けバッテリシェアリングサービス事業を開始しており、Honda Power Pack Exchanger e:をすでに運用している。ホンダでは、今後もバッテリシェアリングを検討する顧客に向けた製品・運用システムの提供を通じ、モビリティの電動化をサポートするとともに、低炭素社会の実現に貢献していくとしている。
