ブレンボ、ロゴマークをデジタル世代に合わせて刷新 ソリューションプロバイダーとしての進化を表現

ブレーキシステムメーカーのブレンボがロゴマークを刷新した

　伊ブレンボは10月25日（現地時間）、戦略ビジョン「Turning Energy into Inspiration」を反映した新たなビジュアルのロゴを発表した。

　新たなロゴは、長く親しまれたスタイルを踏まえつつデザインを刷新したことが特徴で、ひと目で分かるブレンボのシンボルは最大限に生かしつつ、特にデジタルでの活用を考慮したソフトで丸みのある、どんな大きさでも読みやすい新しい字体を採用。また、若いデジタルネイティブ世代の心をつかむ現代的な形状のロゴに変更したことで、ブレンボの象徴である赤色は、今後もブレンボの情熱を表現し続けるとともに、世代を超えてブレンボの存在をさらに揺るぎないものにする一助になるとしている。

　今回のロゴの刷新は、2020年秋にブレンボが公開した戦略ビジョン「Turning Energy into Inspiration」に基づくもの。パーツからフルパッケージソリューションへ、そして人工知能、メカトロニクス、データ活用など、ブレンボはモビリティの未来形成に貢献するソリューションプロバイダーになるべく大変革期を迎えていて、2021年に発表した先駆的なインテリジェントブレーキシステム「SENSIFY」に続き、進化し続けるブレンボのさらなる1歩を表している。

　ブレンボ CEOのダニエレ・スキラッチ氏は、「ブレンボの新しいビジュアル・アイデンティティーを通じて、当社の誓いがイメージと矛盾しないことを示し、ブランド体験を強化していきます。この新しいアイデンティティーで重要な要素は、世界中で認知され当社の成功に貢献してきたロゴの変更です。シンプルさという概念の土台に現代的なデジタルの精神を加えて、ブレンボの前向きな姿勢を描きました。新しいビジュアル・アイデンティティーは、当社が築いてきた歴史と進化、その両方の表現であり、ブレンボの前途を照らしてくれるでしょう」と述べている。