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WRCラリージャパンがいよいよ開幕 シェイクダウンでトヨタ エルフィン・エバンス選手が最速タイム

TOYOTA GAZOO Racing World Rally Team

 11月10日、愛知県・岐阜県を舞台にWRC(世界ラリー選手権)最終戦となるラリージャパン2022が開幕した。

 ラリージャパン2022は、11月10日に豊田スタジアム(愛知県豊田市)で行なわれるセレモニアルスタートから13日のセレモニアルフィニッシュまで4日間、19のスペシャルステージでの戦いが繰り広げられる。

 2022年シーズンのチャンピオンシップは、TOYOTA GAZOO Racing World Rally Teamがドライバー(カッレ・ロバンペラ選手)、コドライバー(ヨンネ・ハルットゥネン選手)、マニュファクチャーの3冠をすでに獲得しており、トヨタにとっては凱旋帰国レースとなる。

 11月10日に愛知県豊田市の鞍ヶ池公園で行なわれた競技開始前のシェイクダウンでは、エルフィン・エバンス選手(トヨタGRヤリス・ラリー1)が最速タイムを記録。これにティエリー・ヌービル選手(ヒョンデi20 Nラリー1)、セバスチャン・オジエ選手(トヨタGRヤリス・ラリー1)が続き、日本人WRCドライバーである勝田貴元選手(トヨタGRヤリス・ラリー1)は9番手でフィニッシュした。

ヒョンデ、フォードなど強豪チームとトヨタの熱い戦いが日本で見られる

 なお、ラリージャパン開催期間中は「RALLY FAN FESTA」と銘打って周辺エリアをジャックし、スタジアム周辺の入場無料エリアでもさまざまなイベントを実施してラリージャパンを盛り上げる。スカイホール豊田では地元名物を中心にさまざまなグルメを堪能できる「うまいものフードパーク」、豊田市駅前ではEV車両体験・体感イベント「EV+ experience2022」が行なわれ、ラリーファンだけでなくモータースポーツファンやクルマ好き、ラリーを知らない人でも「クルマ」「食」「観る」といったお祭り気分が楽しめるコンテンツが企画されている。

 サービスパーク(豊田スタジアム)ではユハ・カンクネン氏とトミ・マキネン氏によるスペシャルトークショーが11月11日(Day2)と11月13日(Day4)の2回、愛知県で開催されたラリージャパンの振り返りとそれぞれの開催市町の魅力を、愛知県出身のお笑い芸人である井戸田潤(スピードワゴン)さん、あいち広報大使のSKE48 鈴木恋奈/伊藤実希さんがPRする「愛知県PRステージ」など、さまざまなライブステージ、トークショー、公開収録なども行なわれる予定。