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日産グローバル本社ギャラリー、家具メーカーのイトーキと共同製作したモバイルオフィスカー「MOOW」を期間限定展示

2022年11月18日~12月13日 展示期間

日産は家具メーカーのイトーキと共同製作したモバイルオフィスカー「MOOW(ムーウ)」を、日産グローバル本社ギャラリーに期間限定で展示する

家具メーカーと自動車メーカーが本気で作ったテレワーク仕様

 日産自動車は、家具メーカーのイトーキと共同開発したモバイルオフィスカー「MOOW(ムーウ)」を、日産グローバル本社ギャラリー(神奈川県横浜市西区高島1-1-1)で11月18日~12月13日に展示する。

 MOOWは2022年4月に開発がスタート。コロナ禍によりオフィスでの就業や通勤ラッシュ時の公共交通機関での移動を敬遠している人に向け、車内での快適なテレワークとプライベート空間の確保を実現させるため、2022年中の発売を目指している。

右側に室内の快適性を保つために日産が開発を行なった高性能のリチウムイオンバッテリを搭載する
車内の照明はオンラインミーティングに適した環境が実現できる間接照明を搭載。デスク天板は着席しやすい可動式で、ノートPCの使用に配慮したサイズ。スマートフォンを差し込み、ハンズフリーでビデオ通話ができるスリットも設けられている
走行時の充電も可能とし、エンジンを停止した状態でもテレワークに必要な電力の供給が可能。快適なワークスペースに欠かせない冷暖房機器も600W/h稼働時で5時間ほど稼働させることができる

 イトーキがこれまで培ってきた人間工学に対する知見とオフィス設計の経験を生かし、車内をデザイン。後部座席部分を丸ごとテレワークスペースとして確保し、手狭感を解消しつつ、取引先への訪問が多い営業職はもちろん、自宅とワークスペースを切り分けて、より集中できるテレワークの就業環境を確保したい会社員や個人事業主など、多くの働くシーンに対応させている。

車内後部は人間工学に対応した理想の姿勢をとることができる後傾姿勢で座るデザインを採用
タイヤハウスを生かしたサイドテーブルには、足を乗せることができる格納式オットマンを収納している

 日産の「NV200」をベースに、イトーキがデザインした執務空間とエンジンを停止してもエアコン使用や電力供給を可能にする専用車載バッテリを搭載して、いつでもどこでも快適なオフィスワークを可能としている。

バッテリ残量も確認できる
収納スペースも用意している
ベース車両は日産のNV200
【日産×イトーキ】モバイルオフィスカー「MOOW(ムーウ)」(1分6秒)
プロの写真家が初めて体験した日産「MOOW」の車内テレワーク(1分11秒)