ニュース
レクサス、「RX」をフルモデルチェンジ 「RX350」が664万円から、「RX450h+」が871万円、「RX500h」が900万円
2022年11月18日 13:30
- 2022年11月18日 発売
- 664万円〜900万円
レクサス（トヨタ自動車）は11月18日、5代目となる新型「RX」を発売した。新型RXは2.4リッターターボHEVの「RX500h」、2.5リッターPHEVの「RX450h+」、2.4リッターターボのガソリン車の「RX 350」をラインアップ。価格は「RX500h」が900万円、「RX450h+」が871万円、「RX350」が664万円〜706万円。
RXはラグジュアリークロスオーバーSUVと位置付けられ、1998年の販売当時から2022年9月末時点までの期間で、約95の国と地域で累計約362万台を販売するレクサスの主力モデル。新型RXでは、カーボンニュートラルへの貢献と多様化するユーザーのニーズに応えるため、多彩なパワートレーンをラインアップした。
5代目の新型RXでは新たな四輪駆動力システム「DIRECT4」を搭載し、走る楽しさを追求したパフォーマンスモデル「RX 500h “F SPORT Performance”」が導入された。エクステリアでは、走りを予感させる踏ん張り感のあるスタイルと独自性を追求した次世代レクサスデザインを採用。PHEVモデルの導入など、カーボンニュートラル社会実現への貢献と多様なユーザーのニーズに応えたパワートレーンをラインアップするとともに、人間中心の考え方に基づいた最新の予防安全機能やマルチメディアシステム、コネクティッドサービスが採用された。
パフォーマンスモデルとして導入される「RX 500h “F SPORT Performance”」では、ドライバーの意図に忠実な走りを支える四輪駆動力システム「DIRECT4」、リアに高出力モーター e Axleを搭載した新開発ハイブリットシステム「2.4L-T HEV」、走行時の車両姿勢をコントロールするブレーキ車両姿勢制御、高い取り回し性と高速での安心感を実現する大舵角後輪操舵システム「Dynamic Rear Steering（DRS）」などの技術を採用している。
RX 500h F SPORT Performance
RX 500h F SPORT Performanceは、高トルクな2.4リッターターボとモーターのフロントユニット、リア搭載の高出力モーター「eAxle」を組み合わせたハイブリットシステムによる「DIRECT4」を採用。緻密な四輪駆動制御で、前後輪のグリップ力を最大限に活かし、車両姿勢のコントロールも行ないながら、ダイレクトかつトルクフルで気持ちのいい走りを実現させたという。
RX 450h+
RX 450h+は、高熱効率な2.5リッターの直列4気筒エンジン、大容量・高出力リチウムイオンバッテリ、フロント・リアモーターを搭載。リチウムイオンバッテリは総電力量18.1kWhを備え、クラストップレベルのEV走行可能距離83kmと十分なパワーを両立。走行モードは4つ（EVモード/AUTO EV・HVモード/HVモード/セルフチャージモード）から任意で選択が可能。
HVモードでは、エンジンとモーターの併用により高い加速性能を実現。また、AUTO EV/HVモード選択時には「先読みエコドライブ（先読みEV/HVモード切りかえ制御）」により、ナビで目的地を設定することで駆動用電池の残量や、道路の属性・特性に応じて自動的にEV走行とHV走行を切りかえることでエネルギー効率のよい走りを可能とした。
AWDシステムには、モーター駆動式AWD「E-Four」を採用。発進時や通常走行時、さまざまなセンサー情報を用いてリアに駆動力が必要なシーンを判断し、前後トルク配分を100:0 から20:80 の間で制御。また、大容量リチウムイオンバッテリを床下に配置して低重心化も図り、安定した質感のある走りを実現させたという。
RX 350
RX 350は、2.4リッターの直列4気筒ターボエンジンと高トルク対応型の8速AT「Direct Shift-8AT」を採用。エンジンはTNGAの高速燃焼システムに加え、センター直噴システムやターボと触媒の近接配置等により、年々厳しくなる世界各地の排気・燃費規制への対応を図り、カーボンニュートラルに向けた取り組みを実施。
トランスミッションは、低回転から高トルクを発生できる過給エンジンの特長に合わせたシフト制御技術を採用。ドライバーの意図に忠実で滑らかな加減速、気持ち良い走りを目指しエンジン及びトランスミッションに専用チューニングを施すとともに、Active Noise Control/Engine Sound Enhancementを採用し、4気筒ターボ特有のノイズを除去しつつレクサスらしい調和の取れたサウンドで気持ちいい走りを演出した。
電子制御フルタイムAWDを採用し、リアディファレンシャルに備えた電子制御カップリング（湿式多板クラッチ）を介して、前後輪の駆動力を最適化。前後駆動力配分を75：25から50：50までシーンに応じて常時可変し、高い接地感とリニアなステアリングフィールを両立させた。
