ニュース

ホンダ、新型シビック タイプRがスーパー耐久最終戦鈴鹿に参戦

鈴鹿サーキットに登場したスーパー耐久仕様の新型シビック タイプR

 Honda R&D Challengeは、かねてから予告していたとおり11月26日~27日の2日間にわたって鈴鹿サーキットで開催されるスーパー耐久最終戦に新型シビック タイプRを投入。ST-2クラスへ参戦した。

 新型シビック タイプRは、2022年2月に鈴鹿サーキットで開催されたHonda Racing THANKS DAY(ホンダレーシングサンクスデイ)でプロトタイプをお披露目。9月2日に正式に発売となり、最高出力243kW(330PS)/最大トルク420Nmという圧倒的なパフォーマンスや走行性能で話題となっている。499万7300円という価格もスーパースポーツとしては比較的安価ということもあり、多くの注文を集めているクルマになる。

先代と比べるとおとなしい雰囲気だが、初戦からの仕上がりはよさそう

 先代タイプRを使用してスーパー耐久に参戦していたHonda R&D Challengeチームも、この最終戦鈴鹿から新型シビック タイプRへ参戦車両を変更。743号車 Honda R&D Challenge FL5として練習走行などに臨んでいた。

 ドライバーは、新型タイプRの開発者である柿沼秀樹選手のほか、石垣博基選手、木立純一選手、武藤英紀選手というメンバー。SUPER GTなどで活躍する武藤英紀選手もステアリングを握る。

 ホンダとしては秋のHonda Racing THANKS DAYを11月27日にモビリティリゾートもてぎで開催するが、鈴鹿からもてぎへ新型シビック タイプR参戦の模様が中継される予定だ。

ドライバーの木立純一選手(左)と武藤英紀選手(右)
熱対策がしっかりされている印象のフロントまわり
市販車は3本出しだが、1本出しとなっている排気管