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トーヨータイヤ、プレミアムスポーツタイヤ「PROXES Sport 2」 非対称トレッドコンパウンド採用などウェットブレーキ性能で従来比16%短縮

2023年2月 順次発売

オープンプライス

PROXES Sport 2

 TOYO TIRE(トーヨータイヤ)は12月2日、「PROXES」シリーズのプレミアムスポーツタイヤ「PROXES Sport 2(プロクセス スポーツツー)」を2023年2月より国内市場で順次発売すると発表した。発売サイズは215/45R18 93Y XL〜255/35ZR20(97Y)XLの全23サイズで、価格はオープンプライス。

 PROXES Sport 2は、ドイツ・ニュルブルクリンクで開催される耐久レースをはじめとするモータースポーツへの参戦経験を生かし、スポーツタイヤに求められるハンドリング性能とブレーキ性能を高次元で実現させたプレミアムスポーツタイヤ。パターン設計にあたっては、同社独自のタイヤ設計基盤技術「T-MODE(ティーモード)」を、材料開発にあたっては、同社の材料設計基盤技術「Nano Balance Technology(ナノバランステクノロジー)」が活用された。

非対称トレッドパターンを採用

 PROXES Sport 2では、非対称トレッドパターンと非対称トレッドコンパウンドを採用することによって機能の分担を図り、ブレーキ性能とハンドリング性能を効果的に向上。従来モデル「PROXES Sport」との比較による性能評価結果では、ドライブレーキ性能で4%短縮、ウェットブレーキ性能で16%短縮する結果となった。

ウェットブレーキ比較
ドライブレーキ比較
非対称トレッドコンパウンド

 非対称トレッドコンパウンドとして、トレッド部の内側のコンパウンドにはゴムの柔軟性に寄与するシリカを均一に分散することで、路面の凹凸にタイヤがしなやかに接地し、ウェット、ドライ双方の路面でのグリップ性能が向上。一方で外側のコンパウンドでは、シリカの分散を制御することでゴムの剛性を確保した。

新プロファイル形状

 また、新プロファイル形状を採用し構造設計でサイド部のたわみを最適化。レーンチェンジやコーナリングの際にタイヤの変形が抑制され、ウェット路面、ドライ路面でのハンドリング性能の向上に寄与している。

サイズ展開(23サイズ)