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トーヨータイヤ、プレミアムコンフォートタイヤ「PROXES Comfort IIs」 パターンノイズ22%低減、転がり抵抗28%低減など上質さと環境性能を進化

2023年3月 順次発売

オープンプライス

PROXES Comfort IIs

 TOYO TIRE(トーヨータイヤ)は12月2日、「PROXES」シリーズのプレミアムコンフォートタイヤ「PROXES Comfort IIs(プロクセス コンフォートツーエス)」を2023年3月より国内市場で順次発売すると発表した。発売サイズは185/65 R15 88H〜225/45 R21 95Wの全39サイズ、価格はオープンプライス。

 PROXES Comfort IIsは、上質なクルージングを追求し、環境性能を進化させたプレミアムコンフォートタイヤ。パターン設計にあたっては、同社独自のタイヤ設計基盤技術「T-MODE(ティーモード)」を活用し、トレッドパターン内で機能を分担させる非対称パターンを採用した。

非対称パターンを採用

 タイヤの内側と外側で最適なパターン設計を施し、タイヤパターンに起因して発生するノイズの騒音エネルギーを同社従来品「PROXES C1S」比で22%低減させた。また、トレッド部に配置したブロックの剛性を向上させることにより操縦安定性を向上させ、レーンチェンジの時などにおけるふらつきを抑制し、上質な乗り心地と操縦安定性の両立を図った。

騒音エネルギーを同社従来品「PROXES C1S」比で22%低減

 材料開発にあたっては、同社の材料設計基盤技術「Nano Balance Technology(ナノバランステクノロジー)」を用いて低燃費コンパウンドの開発を行なうなど、同社従来品「PROXES C1S」比で転がり抵抗を28%低減。また、新シリカ分散剤を採用し、転がり抵抗の低減、ウェット性能や耐摩耗性能の向上に効果を発揮するシリカをより均一に分散させることで、これらの性能を高次元で最適化させたとしている。

同社従来品「PROXES C1S」比で転がり抵抗を28%低減

 なお、この新シリカ分散剤には「持続可能なモビリティライフの実現」をめざす同社方針に沿って、天然由来のサステナブル素材が使用された。

サイズ展開(39サイズ)