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トムス、東京オートサロン2023に出展する新型コンプリートカーのシルエットを先行公開 新型クラウン「TOM'Sデザインver.」も初展示

2023年1月11日 発表

東京オートサロン2023に初展示する新型コンプリートカーのシルエットを先行公開

 トムスは1月11日、幕張メッセ(千葉県千葉市美浜区)で1月13日~15日に開催されるカスタムカーショー「東京オートサロン2023」の出展概要を発表した。2023年に発売予定のTOM'Sコンプリートカーのニューモデル2車種のシルエットを公開するとともに、東京工科大デザイン学部との産学連携プロジェクトが進行中の新型クラウン「TOM'Sデザインver.」も合わせた計3台を東京オートサロン2023に展示する。ブースは東ホール8(小間番号806)。

 産学連携プロジェクトは、東京工科大学デザイン学部とトムスの産学連携でトヨタの新型クラウンの新たな価値創造をテーマに取り組んだもので、東京工科大学デザイン学部のほかにも、慶應義塾大学、千葉大学の学生や大学院生ら計14人が参加。事前の意識調査をもとに3つのチームを編成して、クルマが現在や近未来の社会の中でどうあるべきか、クルマを所有すること、シェアすることの意味などをとらえ、ハードとソフトの両面から自由な発想を取り入れたワークショップを実施してきたという。

 東京オートサロンでは、これらをブラッシュアップしたTOM'Sデザインver.とは別の仕様などもプレゼンテーションパネルで展示するほか、同大学の学生らが制作したワークショップのメイキングムービーの上映、ブース内で学生によるプレゼンなども実施する予定。

産学連携プロジェクトのワークショップの様子

 さらに、カーボンニュートラルの実現に向け、自動車メーカーの最新対応をはじめ、サプライヤーやアカデミアによる技術開発・研究の取り組みを紹介する東京オートサロンの特設会場「カーボンニュートラル Challenge」には、2022年末に発表したEVカートシリーズ(競技用カート・大人用レンタルカート・タンデムカート・ジュニアカート)4種類に加え、EVカートと連動したeカート(シミュレーター)を提示する予定という。

全日本カート選手権 EV部門 第3戦@モータースポーツジャパン特設会場(お台場)の模様