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トヨタ、富士スピードウェイを完全子会社化 新会社「富士モータースポーツフォレスト」傘下に

2023年3月28日 発表

トヨタは国際サーキット「富士スピードウェイ」を完全子会社化して、新会社「富士モータースポーツフォレスト」の傘下に加えた

 トヨタ自動車は3月28日、「富士モータースポーツフォレスト・プロジェクト」を推進する新会社「富士モータースポーツフォレスト株式会社」を4月3日付で設立すると発表。あわせて、富士スピードウェイ株式会社について、三菱地所と大成建設が保有する一部株式をトヨタが譲り受け、新会社の完全子会社とした。

 2022年に発表された「富士モータースポーツフォレスト・プロジェクト」は、国際サーキットの「富士スピードウェイ」を中心に、「富士スピードウェイホテル」「富士モータースポーツミュージアム」、国内有数のレーシングチームのガレージや温浴施設、レストランなど、モータースポーツ文化を楽しめる施設で構成され、大人から子供まで楽しめる様々な体験を提供し、「未来のモビリティ・モータースポーツの街」を創出していこうというプロジェクト。

 今回発表された新体制により、富士スピードウェイ、富士スピードウェイホテル、富士モータースポーツミュージアム、ならびにエリア開発を担当するトヨタ不動産との連携を深め、プロジェクト発表で語られた豊田章男氏のメッセージ「モータースポーツを楽しむ人も、モータースポーツで働く人も、大人も子供も、この富士の地に来たい!と思ってもらえるような場所」を目指すとしている。

新会社概要

会社名:富士モータースポーツフォレスト株式会社
(Fuji Motorsports Forest, Inc.)
所在地:静岡県駿東郡小山町大御神字中島627
資本金:1億円(資本構成 : トヨタ100%)
代表:代表取締役社長 酒井良氏
設立日:2023年4月3日

富士スピードウェイ株式会社概要

会社名:富士スピードウェイ株式会社
(Fuji International Speedway Co., Ltd.)
所在地:静岡県駿東郡小山町中日向694
資本金:7億円(資本構成 : 富士モータースポーツフォレスト100%)
代表:代表取締役社長 酒井良氏