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スバル、「クロストレック ウィルダネス」を米国で公開 専用サスやオールテレーンタイヤなどで走破性強化

2023年4月5日(現地時間) 発表

クロストレック ウィルダネス

 スバルは4月5日(現地時間)、北米専用車「クロストレック ウィルダネス」を米国で発表した。クロスオーバーSUV「クロストレック」の価値はそのままに、オフロード性能の高さを予感させるよりタフでラギッドなデザインと、走破性や機能性の強化により、個性をさらに際立たせたモデルとなる。

「クロストレック ウィルダネス」は、2021年3月に発表した「アウトバック ウィルダネス」、2021年9月に発表した「フォレスター ウィルダネス」に続く、ウィルダネスシリーズ第3弾となるモデル。最低地上高は、標準モデルからプラス0.6インチ(約15mm)の9.3インチ(約236mm)を確保。フロント&リヤショックアブソーバーの最適なチューニングに加え、不安定な路面でも高いグリップ力を発揮するオールテレーンタイヤを装備することでタイヤの接地性を高め、最低地上高を拡大しながらも安定した走行を実現させた。

 パワーユニットは、水平対向4気筒 2.5リッターエンジンを採用。レシオカバレージを拡大し、ファイナルギヤ比をローギヤ化したリニアトロニックを組み合わせることで、駆動力を高め登坂性能を向上。さらに、CVTの制御変更により、低速走行時や滑りやすい路面を走行する際の安定的なトラクションを確保し、走破性を向上させた。また、空冷オイルクーラーを追加することで、標準モデルの約2倍の牽引能力を実現させた。

 エクステリアは、専用のフロント&リヤバンパーやヘキサゴングリル、拡大したホイールアーチクラッディング、ヘキサンゴンモチーフLEDフォグランプなどを装備。さらに、アナダイズドイエローのアクセントやブラックカラードドアミラー、専用デザインのホイールがよりラギッドなイメージを強調。また、ボディカラーには「ガイザーブルー」をラインナップに加えた。

北米専用車「クロストレック ウィルダネス」