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三菱グループ31社、「三菱未来館」を大阪・関西万博へ出展 パビリオンデザイン公開

2023年4月10日 発表

パビリオンの外観イメージ

 三菱グループ31社で構成する三菱大阪・関西万博総合委員会は4月10日、大阪・関西万博「2025年日本国際博覧会」に出展する「三菱未来館」のパビリオンデザインを決定して公表した。

 パビリオンデザインは、「三菱未来館」の基本コンセプトである「いのち輝く地球を未来に繋ぐ」に基づき、建築設計コンセプトを「生命・地球・人間のつながり」を表現することと定めた。長方形・ひし形・楕円といった幾何学的な図形を、それぞれ人間・地球・生命に見立て、建築の平面へと落とし込むことで、そこに生まれるつながり・重なりから、多くの“生命”を育む“地球”、その“地球”とともに生きる“人間”の、支え合う関係性を表現するという。

 パビリオンの建築設計は三菱地所設計の三菱未来館プロジェクトチームが手がけ、パビリオンの設計では“資源を循環的に再利用あるいは転用する”ことを重視し、建設工事において発生する掘削土を敷地内で循環利用するなど、新たな資源として再利用し、建設から解体までの過程をトータルにデザインするサステイナブルなパビリオンを目指すとしている。

 具体的な展示内容・体験内容については、今後検討を進めるとし、「三菱未来館」の出展を通じて、地球規模に広がる諸問題への同グループの取組みと解決策を紹介すると共に、1870年の創業以来担ってきた社会的役割を改めて世界に広く発信。大阪・関西万博のテーマである「いのち輝く未来社会のデザイン」の実現に貢献できるよう、三菱グループ一丸となって取り組んでいくとしている。

「三菱未来館」の出展区画

「三菱大阪・関西万博総合委員会」構成31社(2023年4月現在)

三菱重工業 株式会社
株式会社 三菱 UFJ 銀行
三菱商事 株式会社
三菱電機 株式会社
三菱地所 株式会社
東京海上日動火災保険 株式会社
明治安田生命保険 相互会社
三菱 UFJ 信託銀行 株式会社
キリンホールディングス 株式会社
ENEOS ホールディングス 株式会社
三菱マテリアル 株式会社
AGC 株式会社
三菱自動車工業 株式会社
三菱 UFJ 証券ホールディングス 株式会社
三菱ふそうトラック・バス 株式会社
三菱ケミカルグループ 株式会社
三菱ガス化学 株式会社
三菱倉庫 株式会社
三菱製鋼 株式会社
三菱製紙 株式会社
三菱化工機 株式会社
日本郵船 株式会社
株式会社 ニコン
株式会社 ピーエス三菱
株式会社 三菱総合研究所
株式会社 ローソン
三菱プレシジョン 株式会社
大日本塗料 株式会社
田辺三菱製薬 株式会社
三菱電線工業 株式会社
西日本三菱自動車販売 株式会社